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シャトー・ドゥ・シャミレイ/メルキュレ・ブラン 2021
¥7,480
【タイプ】白 【ワイナリー】シャトードゥ・シャミレイ 【商品名】メルキュレ・ブラン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13.0% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンク20日間 【テイスティングコメント】 シトロン、グレープフルーツの香り。 空圧式圧搾機でプレス後タンクで発酵。全体に良く溶け込み柔らかいイメージだがフレッシュ感とのバランスも取れている。 1934年にオーナーのジュエンヌ公爵がメルキュレ赤の瓶詰めを始め、コート シャロネーズ地区での瓶詰め販売の先鞭を付けました。現在37ha。収穫は全て手摘み。メルキュレは赤白どちらも造られているのがポイント。畑に多様性があふれています。Chamireyは場所の名前。周りはすべてブドウ畑に囲まれています。
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フランソワ・ダレン/リュリー・プルミエクリュ・ラ・フォッセ 2022
¥9,900
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・ダレン 【商品名】リュリー・プルミエクリュ・ラ・フォッセ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 バターや白い花、レモン、洋梨、りんごの香り。 樽のニュアンスはしっかりありつつも上品にまとまっています。 口当たりはしっとり。 伸びやかな柑橘系の酸がフレッシュに広がり、溶け込んだミネラル感が全体を引き締めます。 果実味はピュアで、シャルドネ本来の味わいを素直に感じられるエレガントな仕上がり。 余韻も長く、今飲んで抜群に美味しい一本。 単体でも◎、皮目をパリッと焼いた白身魚に夏らしい軽やかなソースを合わせても最高です。 フランソワ・ダレンってどんな生産者 ネゴシアンスタイルでブルゴーニュのミクロな村落に根ざし、有機的なブドウと丁寧な熟成へこだわる造り手。ピュアでエレガントながら、しっかりとした個性と品質を備え、早くも三ツ星レストランのソムリエに支持される“新星”として注目されています。
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フォンテーヌ・ガニャール/シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ 2022
¥24,200
【タイプ】白 【ワイナリー】フォンテーヌ・ガニャール 【商品名】シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 1級マルトロワに格付けされる「Ez Cretz(エ クレ)」と「Les Rebichets(レ ルビシェ)」という場所に約0.8haの区画を所有。葡萄は1950~60年に植えられ、土壌はフィルター状の軽めの粘土質、日当たりが良く暖かい場所で葡萄の成熟が早いのが特徴です。シャサーニュ モンラッシェ1級の中でも酸味が柔らかく、凝縮感や余韻はそこまでありませんがバランス良いタッチの飲みやすさがあるワインです。 このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャール フォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家であるガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ちます。所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約12haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6~8房に制限します。 収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。アルコール醗酵は白の場合は228ℓの樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15~26℃、赤は15~32℃で醗酵させます。ピジャージュ、ルモンタージュは1日2~3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228ℓの樫樽で行います。このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。
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バターフィールド/ムルソー 2022
¥19,800
【タイプ】白 【ワイナリー】バターフィールド 【商品名】ムルソー 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック12ヶ月(新樽25%)熟成後、ステンレスタンクで澱と共に9ヶ月 【テイスティングコメント】 柑橘系果実から始まり、ハチミツやトースト、スモーキー感が重なる香り。美しい酸がシャルドネのまろやかさを支え、エレガントでピュアな果実味が、アロマと上手く相まっている。非常にクリアで透明感のあるムルソー。新世代を感じさせる味わい。 トロント出身のデイヴィッド・バターフィールドのワインに対する情熱は、ブルゴーニュの土地とワインをこよなく愛する両親から受け継いだものである。16歳で初めてブルゴーニュを訪れた時、「決して後ろを振り返るまい。偉大なワイン造りは自分の目標なのだ」と決意したという。後にデイヴィッドはフランスに渡り、まずボーヌの醸造学校で醸造を学んだ後、ドゥー・モンティーユ、ドメーヌ・ド・シャソルネイ等で更なる修行に励んだ。そして、2004年にネゴシアン業を立ち上げ、2005年に念願の自らの手によるワインをようやく世に送り出した。彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得る事。「テロワールのエネルギーがワインの中に入っている事が重要で、そうでなければ意味がない」とまで言い切る。 そんな彼が初ヴィンテージでいきなり素晴らしいワインを造りあげた。生産本数わずか2400本。彼の想いが詰まった、これぞまさにムルソーと感じさせるアロマが口中に広がる、舌触りの良いワインができ上がった。ワイン生産者なども集うボーヌのレストランでは既に人気を博しており、大半がボーヌ内で消費され、翌年以降もボーヌ以外では見かける事が難しいワインとなってしまった。ユニークなラベルの形の『B』は彼の想いである “Beaune”、 “Beautiful”、 “Butterfield” の頭文字を表している。彼の『ボーヌの美しさ』を追求する情熱が詰まったこのワインは、今後も期待を裏切る事無く成長を続ける。
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フランソワ・ミクルスキ/ムルソー・レ・メ・シャヴォー 2020
¥48,400
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・ミクルスキ 【商品名】ムルソー・レ・メ・シャヴォー 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13% 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 外観は輝きのあるレモンイエローの色調。口に含むと、マンゴーやレモンの爽やかかつ芳醇な果実味、バターの濃厚な味わいが感じられます。ナッツやアーモンドの香ばしいニュアンスと蜂蜜の風味が感じられる余韻が印象的。 瞬く間にムルソーのスターとなった稀少ドメーヌ ワイン界に彗星のごとく現れたムルソーの造り手、フランソワ・ミクルスキ。名門老舗ドメーヌが名を連ねるブルゴーニュにおいて1992年の初リリース後、瞬く間にスター・ドメーヌへと上り詰めました。 ミクルスキ氏は、ディジョン出身。元々はプロのラグビー・プレイヤーを目指していましたが、若くしてワイン醸造家になることを決意し、ボーヌのエコール・ヴィニコールにて、ワイン造りを習得。カリフォルニアのカレラ・エステートのジャンセン氏の下で研修し、その後ムルソーで叔父のピエール・ボワイヨ氏に従事、畑の管理を担当していました。そして、1991年ボワイヨ氏の引退を受けて畑を引き継ぎ、自らのドメーヌを設立。現在はムルソーを中心に約8ha、16区画を所有しています。 ワイン造りにおいて、ミクルスキ氏が何よりも大切にしていることは「ブドウの良さを素直に表現すること」、ブルゴーニュワインに秘められた「上品さ、そして純粋さ」を最大限引き出すために努力を重ねています。ブドウの良さを素直に表現するため、できるだけ機械などの人工的なものに頼らず、畑ではビオロジックを実践、また自家製のコンポスト(堆肥)を使用。収穫量も抑えています。 醸造工程でも同様の考えの元、天然酵母を用い、白ワインは冬の間6~8℃に保つことができる岩盤を掘った地下のカーヴで3~4ヵ月かけて発酵。その後、熟成はオーク樽で12ヵ月以上、樽のニュアンスが出過ぎないように新樽比率を20%以下に抑えています。途中の澱引きはせずに、澱と共に熟成させ、何度も試飲を重ねた後、仕上げの段階になったら清澄を行います。 ミクルスキ氏曰く、「ブルゴーニュワインとは、我々の想像を遥かに超え、理屈では到底理解できない代物である。」とのこと。ブルゴーニュワインが本来持つ魅力を引き出すために、いかに健全なブドウを育てるかということに重点を置き、人を育てるのと同じようにブドウにもたっぷりと愛情を注ぎ、誠実な気持ちでワイン造りに取り組んでいます。 このように非常に丁寧に造られるワインは、畑の個性を生かした溌剌とした力強さとしなやかさが特徴。ドメーヌ設立当初は、アメリカへ大半を輸出していたこともあり、比較的樽の効いたコッテリとした造りでしたが、近年は新樽率がぐっと抑えられ、骨格はしっかりとしているものの非常にエレガントで凛としたスタイルに仕上がっています。
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【マグナム】ピエール・ボワッソン/ムルソー・ペルショ 2019
¥54,750
【タイプ】白 【ワイナリー】ピエール・ボワッソン 【商品名】ムルソー・ペルショ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】1500ml 【テイスティングコメント】 良く熟したグレープフルーツの香りとローストナッツの香り。よりリッチでミネラル感はしっかりとあるものの、丸みのあるストラクチャー。 <インポーター資料より> ムルソーで現在最も注目を集める若手生産者は誰か。その問いかけに対し、ブルゴーニュの事情通の間で真っ先に名が挙がるのがピエール・ボワッソンである。1954年に設立されたドメーヌの3代目となる彼は、一生涯の師となる父親のベルナールに加え、ムルソーを代表する偉大なドメーヌ、コシュ・デュリに大きな影響を受けている。事実、ピエールのスタイルはしばしばコシュ・デュリと比較される。緊張感あるワインを好む彼は、コシュ・デュリと同じく還元的なワイン造りを行っており、コシュ・デュリを還元的なワイン造りのトップ生産者に挙げるジャンシス・ロビンソンは、ピエール・ボワッソンをそれに倣う最も成功した造り手の一人として取り上げる。また、ピエールはコシュ・デュリのラファエル・コシュと非常に親しく、彼らはドメーヌのフィロソフィや栽培、醸造について意見交換をするだけではなく、畑で使う支柱などを保管する倉庫も共同管理する間柄だ。11haの所有畑はムルソーを中心に周辺のポマール、ボーヌ、モンテリーに広がる。「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインはよくなる」という信念を持つピエールは、畑仕事を何より重要視している。常に畑に出ているため、日中彼をドメーヌで見かけることは非常に稀だ。ビオかどうかよりも、畑を健全に保つことを優先し、殺虫剤、除草剤、化学肥料などの化学薬品は用いない。収量制限を行い、酸度を保持するため収穫は早い。ムルソーで最も早く収穫する造り手の一人である。
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アモリー・ボーフォール/シャブリ’20
¥9,790
【タイプ】白 【ワイナリー】アモリー・ボーフォール 【商品名】シャブリ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 <インポーター資料より> ドーヴィザが所有するシャペル・ヴォーペルテーニュという区画から購入したぶどうで醸造。 実はアモリー自身シャブリにもセラーを持っており、醸造前のぶどうの状態も完璧! 1erクリュに匹敵する石灰岩由来の圧倒的なミネラルと、完璧に熟したぶどうが持つ凝縮した 果実の厚みが全くぶれることなく、余韻にどこまでも続いていく恐ろしいまでの厚みと ミネラルは、飲むもの全てを虜にする。 シャンパーニュのボーフォールと聞いてピンと来た方、正解です! 1971年からビオでぶどう畑を栽培、自然派シャンパーニュのパイオニアである、 アンドレ・ボーフォールのご子息・アモリーが2018年に独立したシャンパーニュ・メゾン! ボルドーの次に有機栽培が難しいとされるシャンパーニュでいち早くナチュラルへ舵を 切った老舗中の老舗ファミリー出身です。 アンドレ・ボーフォールへは2003年から参画、最終的にはお父さん(ジャック)の メゾンの醸造も担当し、新人とは言い難い程の 経験を積んでいるアモリー。 彼が受け継いだ畑は、0.88haの極少の一区画のみ。 キンメリジャン粘土石灰質土壌のこの畑には1971年植樹のピノ・ノワール(0.7ha)と 2014年植樹のシャルドネ(0.18ha)のみ。 畑では1971年より化学肥料や除草剤、殺虫剤は全く使用していない。 (伝統的に戦略的マーケティングが進んでいたシャンパーニュで、ここまでの古いビオの畑を見つけるのは至難の業!) この土地とぶどうを自分の『庭』だととらえ、丁寧にぶどうを栽培している。 「土壌と剪定が最も大切だ」と語るアモリー。 畑は全体に草が生えており、パリサージュ(枝の固定)は高めに設定している。 もちろん礎はシャンパーニュだけど… シャンパーニュで名を馳せているボーフォール家、 もちろんアモリーのベースもコート・デ・バールのバル・シュル・セーヌ。 しかし実は、ブルゴーニュのAOPトネールに40haの土地を新しく購入。 その内15haは現在貸し出しているが、2023年より新しく改築し、 貸していない土地にぶどうを植樹していく計画が! 現在、気候変動のリスクを考え、自身の畑を始めるタイミングを調整中。 もう時間を少しおいてから取り掛かる予定だとか。 (以前アモリー名義で出していたトネールのものは2016年が最後のリリース。これとは別物のようです。) セラーはバル・シュル・セーヌの自宅の下(!)とシャブリにももう一つ。 やりたいことが沢山あって経済的にも難しいタイミングもあったようですが、 益々精力的に素晴らしいワイン造りに励んでいっている!
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フランソワ・カリヨン/ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・ザンセニエール 2022
¥29,150
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・カリヨン 【商品名】ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・ザンセニエール 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13.5% 【容量】750ml 【醸造】バリックで発酵、11ヶ月(新樽10%)後、ステンレスタンク7ヶ月熟成 【テイスティングコメント】 ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェの斜面すぐ下に位置するヴィラージュの畑。華やかで芳醇なワインが生まれることで知られている。甘い完熟果実がぎっしり詰まった魅惑的な香り。多面的かつ洗練されたワインで、輝くような生き生きとしたフィニッシュが印象的。 フランソワ・カリヨン 彼の風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロンとしての強い信念が伝わってくる人柄。ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ・カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント・ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。 偉大な白の新たな歴史 ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 畑がワインのクオリティを造る フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ・カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたWine Advocate誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かなドメーヌがブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。
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フランソワ・カリヨン/ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・ぺリエール 2022
¥51,700
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・カリヨン 【商品名】ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・ぺリエール 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】14% 【容量】750ml 【醸造】バリックで発酵、11ヶ月(新樽20%)後、ステンレスタンク8ヶ月熟成 【テイスティングコメント】 コンベット、ルフェール、クロ・ド・ラ・ムシェールというピュリニーの著名畑に囲まれたプルミエクリュ。樹齢の異なる2区画をブレンド。高樹齢のブドウはエキスが凝縮した小さな実をつける。最高樹齢は50年以上。グラスから爆発的に広がる香りは黄桃、白い花、スモーク、石っぽいミネラルなど、様々な表情を見せる。幾重にも層を成し口蓋を満たす躍動感ある果実。長くピュアなフィニッシュまで終始一貫活力に溢れている。 フランソワ・カリヨン 彼の風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロンとしての強い信念が伝わってくる人柄。ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ・カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント・ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。 偉大な白の新たな歴史 ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 畑がワインのクオリティを造る フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ・カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたWine Advocate誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かなドメーヌがブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。
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フランソワ・カリヨン/ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・シャンガン 2022
¥37,950
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・カリヨン 【商品名】ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・シャンガン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13.5% 【容量】750ml 【醸造】バリックで発酵、11ヶ月(新樽15%)後、ステンレスタンク8ヶ月熟成 【テイスティングコメント】 樹齢約40年。ピュリニーの斜面上部にあり、サン・トーバンのコミューンに隣接するプルミエクリュ。上質の酸やミネラリーな性質を備えた透明感あるワインが生まれる。アプリコットや桃のエネルギッシュな香りにほのかなトースト香やミネラルのニュアンスがグラスから立ち昇る。内にひそむミネラルと酸がエネルギッシュなキャラクターをワインに添える。 フランソワ・カリヨン 彼の風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロンとしての強い信念が伝わってくる人柄。ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ・カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント・ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。 偉大な白の新たな歴史 ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 畑がワインのクオリティを造る フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ・カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたWine Advocate誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かなドメーヌがブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。
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フランソワ・カリヨン/ピュリニー・モンラッシェ2022
¥25,300
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・カリヨン 【商品名】ピュリニー・モンラッシェ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13.5% 【容量】750ml 【醸造】バリックで発酵、11ヶ月(新樽10%)後、ステンレスタンク7ヶ月熟成 【テイスティングコメント】 ピュリニーの複数の区画のブドウが織りなす美しきヴィラージュ。黄色い果実や花が溢れる生き生きとした香り。力強い果実と確かな酸が織りなす肉感的な味わい。クリーンな果実や塩っぽさのあるミネラルがクリーミーなフィニッシュに溶け込んでいる。 フランソワ・カリヨン 彼の風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロンとしての強い信念が伝わってくる人柄。ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ・カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント・ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。 偉大な白の新たな歴史 ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 畑がワインのクオリティを造る フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ・カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたWine Advocate誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かなドメーヌがブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。
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フランソワ・カリヨン/ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン・レ・ビュー・クロ2022
¥8,880
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・カリヨン 【商品名】ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン・レ・ビュー・クロ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13% 【容量】750ml 【醸造】バリック11ヶ月(新樽5%)熟成後、ステンレスタンク6ヶ月 【テイスティングコメント】 ピュリニー・モンラッシェに位置する区画の中で、特に古木から選ばれたブドウが使用されるキュヴェ。樹齢は50年以上。より濃密で果実味が際立ち、口の中での広がりが大きく、長い余韻が特徴。 フランソワ・カリヨン 彼の風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロンとしての強い信念が伝わってくる人柄。ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ・カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント・ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。 偉大な白の新たな歴史 ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 畑がワインのクオリティを造る フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ・カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたWine Advocate誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かなドメーヌがブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。
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フランソワ・カリヨン/ブルゴーニュ・コート・ドール・シャルドネ2022
¥7,480
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・カリヨン 【商品名】ブルゴーニュ・コート・ドール・シャルドネ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13.5% 【容量】750ml 【醸造】バリックで発酵、11ヶ月(新樽15%)後、ステンレスタンク6ヶ月熟成 【テイスティングコメント】 ピュリニー村にある区画のブドウを使用した贅沢なドメーヌの入門ワイン。ナシやアプリコット、白い花を思わせる凝縮した瑞々しい果実。このクラスでは考えられないくらいゴージャスかつ品格に溢れる味わいに、数世紀に渡ってピュリニーに根差すカリヨン家の力量が感じられる。 フランソワ・カリヨン 彼の風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロンとしての強い信念が伝わってくる人柄。ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ・カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント・ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。 偉大な白の新たな歴史 ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 畑がワインのクオリティを造る フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ・カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたWine Advocate誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かなドメーヌがブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。