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ファットーリア・アル・フィオーレ/ビーノ・ボーノ 2023
¥2,860
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ × haccoba LAB 【商品名】ビーノ・ボーノ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】セイベル、バタフライピー 【アルコール度数】12% 【容量】500ml 【醸造】 haccoba さんとは、一昨年からワインの搾りかすを、お米と一緒に発酵させたお酒のコラボレー ションから、お付き合いが始まりました。醸造家・目黒の地元の近くである、福島県南相馬で、 「その他の醸造酒」というカテゴリーで、ジャンルレスなお酒を仕込んでおります。それがご縁 で、海外ではワインの括りで許可されているのですが、日本ワインのカテゴリーでは仕込むこと ができない、「ワインにハーブを加える」という挑戦をしてみたかったのです。 お料理もその素材を活かす上で調味をします。塩やスパイス、ハーブなど。 ワインもまた、そんな楽しいジャンルがあってもいいと思うのです。ワインというカテゴリー を、難しく考えずに、より自由でより楽しい飲み物になることが、より日本で、年齢や固定概念 を超えた飲み物になれると確信しております。その機会を、haccoba の佐藤代表のお力添えで、 実現することができました。 バタフライピー由来の鮮やかな青色がワインに溶け込み、なんとも不思議な青紫色のお酒に仕上 がっています。また、瓶内二次発酵による発泡感とぶどうの酸味が心地よく、食中酒としておす すめです。目と舌で、お楽しみいただける1 本です。
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ドメーヌ・イチ/ペティアン・ナチュレル・ロゼ・Op.13 2024
¥4,491
【タイプ】泡 【ワイナリー】ドメーヌ・イチ 【商品名】ペティアン・ナチュレル・ロゼ・Op.13 【産地】日本/北海道 【葡萄品種】ナイアガラ、ヤマブドウ 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】余市産ナイアガラを樹脂タンクで発酵。 一次発酵終了後にヤマブドウのジュース・リザーブを瓶内二次発酵用糖分として 添加し瓶詰。 ぶどうを濃縮させるには収穫量を抑えるのが定石です。そのためには房を切り落とします。しかし、ぶどうを野生に返すとどうなるか?枝が伸びすぎ剪定せずとも一本の樹からの収穫量はどんどん減ります。メスを入れずに収量が減るのです。そのぶどうには想像を超えるエネルギーが詰まっていくでしょう。種を残すための結実ですから。 同じくシュタイヤーマルクで別格の存在アンドレアス・ツェッペは言います。 『Hello! Cut! Hello! Cut! は絶対ダメだ』 つまり、伸びた枝や房を切り落としては絶対いけない、というのです。 驚きました。世界でもこんな畑はまずない、、、と思いました。 時間がさらに経ったある日。私は、シュタイヤーマルクで受けた衝撃を再び受けることになります。しかも驚いたことに日本で。北海道でシュトロマイヤーそっくりの畑を見ることになるとは夢にも思いませんでした、、、。 余市仁木町。ベリー ベリーファーム(後にDomaine ICHIブランド)の上田一郎さんは、私達を自社農園の奥深く連れていってくれました。そこにはヤマソーヴィニヨンとヤマブドウが、まるでジャングルのように生き生きと枝を伸ばしていたのです! 『こ、これは!まるでシュトロマイヤーではないかっ!』 目の前に広がった、いや正確にいうと、生い茂ったぶどう樹が、自らのエネルギーを誇示しているかのようでした。もちろんテロワールも気候も違います。しかし、その決定的な畑のオーラを前に立ちすくんでいる私に、照れ笑いを浮かべながら、一郎さんはポツリと、 『はあ、放置プレイですみません(笑)』 しかし、恐るべき不耕作で放置畑のヤマソーヴィニヨンとヤマブドウは収量が極端に少ない。確かにこんな天然記念物のような畑は、広いはずがありません。ワイン造りに足る豊富な収穫量は、ほぼ見込めないでしょう。 無農薬のナイアガラを使い、全く酸化防止剤を加えないペティアン(微発泡)は、一郎さんが得意とするワインの一つです。しかも年々腕を上げてくる。ナイアガラのようなジュース系ぶどうは、独特の甘い香りがあります。過度だと嫌う人もいます。一郎さんのワインはこの香りが微妙に溶け込んでくる不思議な魅力があります。そんな一郎さんから『ヤマブドウのジュース・リザーブを加えて二次発酵させ、ペティアンの泡にしたらどうか?と思いまして、、』と申し出がありました!開墾以来、一滴の化学物質も入っていない畑。周囲を森に囲まれたその畑のエネルギーはこうしてナチュラルのままボトルに詰め込まれることになりました。歴史的なロゼ・ペティアンの誕生です。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/ネコシリーズ・モモ 2024
¥3,400
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】ネコシリーズ・モモ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】マスカットベイリーA 78%、セイベル9110 22% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 momo というワインの私たちなりの定義は、日本で品種改良されたマスカットベイリーA に、白葡萄をミックスしたロゼのスパークリングワインです。今回は、山形県上山市の秋葉陽輔さんのフィールドブレンドでもあります。繊細さとストイックさを合わせた、ちょっと中性的な秋葉さんらしい仕上がりになったと思っています。陽輔さんは秋葉農園の 2 代目。農家として、すでに 20 年近いキャリアですが、最近園主が陽輔さんの代わり、様々な改革を行なっています。栽培方法や、防除歴の見直し、より良いぶどうを求めて、時にはリスクも負いながら、果敢にぶどうと向き合っているとても信頼出来る農家さんです。近い将来、陽輔さんの畑から、うちのフラッグシップのワインが生まれることを、大きく期待しておりますので、みなさまもぜひ楽しみにしていてください!いちごのような果実味がしっかりとしたベイリーA を主体に、トロピカルフルーツ感満載のセイベルをブレンドしております。セイベルは、特に繊細で、酸化にもとてもシビアな葡萄です。昨年のマセラシオンカーボニックという嫌気性発酵を用いて、通常1週間程度で留める技法を、発酵終了まで行うことで、より綺麗に仕上がったため、今年も同様の製法を採用。そこに、ダイレクトプレスのマスカットベイリーA を合わせ、瓶内 1 次発酵のアンセストラルで仕立てました。発酵の具合で、詰めるタイミングが難しかったのですが、ガス感は弱いものの、品種由来の特性をうまく活かせたワインに仕上がりました。ガスが抜けても、冷やして楽しめるロゼワインになりますので、いろんなタイミングで楽しんでいただけましたら幸いです。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/ネコシリーズ・ソラ 2024
¥3,500
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】ネコシリーズ・ソラ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】デラウェア87%、シャルドネ13% 【アルコール度数】10.5% 【容量】750ml 【醸造】 2023年は、まさかのネコシリーズ7匹全員揃わず!という事態が起こり、Solaがおりませんでした。 天候が暑すぎたこともあり、熟度も酸落ちも激しく、やむなくスティルワインで仕込んだ結果、Aluluという新しいネコが誕生しました。これも、自然には抗えないので、仕方ありません。2024年は、例年通りSolaを仕込むことができました。 上山市で立派な園地を引き継いだ若手農家の岩瀬悠一郎さんのデラウエアを中心に、大野さんのシャルドネを合わせています。 デラウエアとシャルドネの相性の良さは抜群で、日本ワインの新しいオリジナルブレンドの一つであるような気がしています。 ひとつ、大きな変更点として、今年はペットナット(瓶内一次発酵)で仕上げました。 ガス圧の調整ができないことがデメリットですが、少し酵母と仲良くなれた気がして、丁度良い泡の感じを掴むことができました。 欲を言うと、シャンパーニュのようにデゴルジュマンをし、クリーンなスパークリングも考えたのですが、ワインへの導入を目的としたネコシリーズのリーズナブルさは変えたくなかったので、オリをあまり残さないように、より綺麗で、丁寧に仕上げ、ペットナットで詰めました。 フレッシュな果実味がありながらも、シャルドネ由来の凛とした酸と味わいの奥行き、ちょうど良い泡立ち。どれをとっても、うまくまとまった仕上がりです。 これからの行楽シーズンや、おうちワインでの1杯目に、ぜひお楽しみください。 私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが私たちの活動の原点です。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/雨ニモマケズ 2023
¥2,800
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】雨ニモマケズ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】北醇、スチューベン、マルヴァジア、ツヴァイゲルト、マスカットベリーA 【アルコール度数】10.5% 【容量】750ml 【醸造】 ワインは、葡萄から出来た農作物の他なりません。 一農民として、足るを知り、地に足をつけ、日々抗うことのできない自然と向き合いながら、私たちと同じ様々な生き物と共存しながら、移りゆく季節と共に、明け暮れる夜明けと共に、日々を過ごしていきます。 そんな時間は、あっという間に時が過ぎて、毎日葡萄とワインのお世話をしているのですが、自然はそんなの関係なしに、足早に日々変化していきます。 偉大な自然の移ろいに追いつくなんて事は、今も今後も一生かけてもあるはずはなく、毎日の精一杯で生きていくことでしかないのかもしれません。 おかげさまで、充実した暮らしができております。 そんな農産物だからこそ尊いワインになるのかもしれません。 そして、それは、嗜むすべての人たちの心も豊かにするものです。 ワインも、葡萄も、すべての農産物すべて同じです。 そんなことを気づくきっかけになれたら良いなぁ。 というコンセプトをもとに、この Vino da tavola(テーブルワイン)が生まれました。 そういった豊かな暮らしを紡いでいけば、誉められもせず 苦にもされずそういう人に私はなりたい。 一農民としてイーハトーヴに人生を捧げた宮沢賢治さんのように。 私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが私たちの活動の原点です。
