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シャトー・ドゥ・シャミレイ/メルキュレ・ブラン 2021
¥7,480
【タイプ】白 【ワイナリー】シャトードゥ・シャミレイ 【商品名】メルキュレ・ブラン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13.0% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンク20日間 【テイスティングコメント】 シトロン、グレープフルーツの香り。 空圧式圧搾機でプレス後タンクで発酵。全体に良く溶け込み柔らかいイメージだがフレッシュ感とのバランスも取れている。 1934年にオーナーのジュエンヌ公爵がメルキュレ赤の瓶詰めを始め、コート シャロネーズ地区での瓶詰め販売の先鞭を付けました。現在37ha。収穫は全て手摘み。メルキュレは赤白どちらも造られているのがポイント。畑に多様性があふれています。Chamireyは場所の名前。周りはすべてブドウ畑に囲まれています。
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アンリ・マニャン/コルトン・グランクリュ・レ・グランド・ロリエール 2023
¥27,720
【タイプ】赤 【ワイナリー】アンリ・マニャン 【商品名】コルトン・グランクリュ・レ・グランド・ロリエール 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】14% 【容量】750ml 【醸造】カヴァン社製ジュピーユ、コンピエージュ、フォンテーヌブロー、シャティヨンの 各森産の新樽75%、1回使用樽25%で13ヶ月間の熟成。 「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」。
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ル・ゲレック・デュクエ/ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・シャン2023
¥14,850
【タイプ】赤 【ワイナリー】ル・ゲレック・デュクエ 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・シャン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクでアルコール発酵後、新樽20%、1~2回使用樽80%でマロラクティ ック発酵&15ヶ月間熟成。 ジュヴレ・シャンベルタン村の「ドメーヌ・アンリ・マニャン」の当主で、同村の栽培者組合長兼アペラシオン保護管理委員会のプレジデントを務めるシャルル・マニャンが、「間違いなく凄い生産者になるから」と熱烈にお薦めしてくれた新星ドメーヌです。 ル・ゲレック家は、ジュヴレ・シャンベルタン村に北接するブロション村に1910年より続くぶどう栽培家の家系です。1991年の2代目翁の引退に伴って、畑をジュヴレ・シャンベルタン村の「ドメーヌ・ジャンテ・パンジオ」にフェルマージュ賃貸していましたが、2018年の契約期間満了を機に、フランス国立衛生安全局の農業技師として植物保護の研究に従事していた4代目ミカエル・ル・ゲレック(写真左)が継承することになりました。醸造家としての新しい人生を歩むことを決断した彼は、上記「アンリ・マニャン」のシャルルの下で修行した後「ドメーヌ・ピエール・アミオ」で栽培に従事していた元義兄のアルノー・デュクエ(写真右)とともに、「ドメーヌ・ル・ゲレック・デュクエ」を設立し、2019年より自身のワイン造りを開始しました。 植物保護や環境保全の必要性を誰よりも理解しているミカエル、そして自然をこよなく愛するアルノーは、継承直後から実質ビオロジックの厳格なリュット・レゾネ栽培を開始。翌2019年には、畑に限らずドメーヌ運営のあらゆる点において高度なサステナビリティが求められる「Haute Valeur Environnementale(高い環境価値)」の最高段階「レベル3」の認証を取得しました。 「私の下での修行を希望する、無数の醸造家の卵たちを受け入れてきましたが、その後友人と呼べるまでになったのはアルノーだけでした。畑では、まるでぶどう樹を慈しむかのように心のこもった仕事をしてくれました。醸造所では、誰もやりたがらないような面倒な仕事にこそ進んで取り組み、かつ、すべてが正確でした。私が出張などで一定期間ドメーヌを留守にする間、鍵を預けられたのは、彼だけでした。アルノーとミカエルの独立後、ファーストヴィンテージの「ジュヴレ・シャンベルタン2019」を樽から試飲させてもらったのですが、シルクの衣のように上品な口当たりに衝撃を受けると同時に、まるで彼らの人柄が表れているかのような、優しさに溢れたナチュラルな味わいに心を打たれ、ちょっと泣いてしまいました」(シャルル・マニャン)。 総面積わずか3.5ヘクタールのミクロドメーヌだからこそ、造り手の目が、手が、心が、あらゆる細部まで行き届く。 「栽培も醸造も、すべての仕事を私たち自身の手で、私たちが納得できるまで行います。樹齢90年のぶどう樹たちが命を燃やすようにして結実させてくれるぶどうの、凝集されているがゆえの純度の高さ、1000の香り、そして深海の玄奥をたたえる滋味を体感することができ、幸福感を感じていただけるようなワインを造ることが、ぶどう樹たちへの恩返しになると考えています」(ミカエル・ル・ゲレック&アルノー・デュクエ)。
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フランソワ・ダレン/リュリー・プルミエクリュ・ラ・フォッセ 2022
¥9,900
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・ダレン 【商品名】リュリー・プルミエクリュ・ラ・フォッセ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 バターや白い花、レモン、洋梨、りんごの香り。 樽のニュアンスはしっかりありつつも上品にまとまっています。 口当たりはしっとり。 伸びやかな柑橘系の酸がフレッシュに広がり、溶け込んだミネラル感が全体を引き締めます。 果実味はピュアで、シャルドネ本来の味わいを素直に感じられるエレガントな仕上がり。 余韻も長く、今飲んで抜群に美味しい一本。 単体でも◎、皮目をパリッと焼いた白身魚に夏らしい軽やかなソースを合わせても最高です。 フランソワ・ダレンってどんな生産者 ネゴシアンスタイルでブルゴーニュのミクロな村落に根ざし、有機的なブドウと丁寧な熟成へこだわる造り手。ピュアでエレガントながら、しっかりとした個性と品質を備え、早くも三ツ星レストランのソムリエに支持される“新星”として注目されています。
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シャンソン/ボーヌ・プルミエクリュ・レ・グレーヴ 2018
¥12,100
【タイプ】赤 【ワイナリー】シャンソン 【商品名】ボーヌ・プルミエクリュ・レ・グレーヴ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】13.5% 【容量】750ml 【醸造】 ブルゴーニュで産出されるワインをフランス国内やヨーロッパに販売していたシモン ヴェリーが、1750年に設立した「シャンソン 」は、ボーヌでも1、2位を争う歴史あるメゾンとされています。1999年、ボランジェ グループがこのメゾンを買収し、畑やカーヴに大きな投資が行われています。自社畑で収穫されるブドウから産み出される「ドメーヌ ワイン」と、シャンソンが求めるクオリティ水準に達するブドウを厳選した栽培農家から買取り、それぞれのテロワールをあますことなく表現した幅広いアペラシオンのワインを生産しています。
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クロード・デュガ/ジュヴレ・シャンベルタン2023
¥23,100
【タイプ】赤 【ワイナリー】クロード・デュガ 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 アペラシオンの各地に分散した、12の異なるクリマがアッサンブラージュされる、クロード・デュガの村名ジュヴレ・シャンベルタン。 果実味の集中度、構成の緻密さは凡百な村名ジュヴレの比ではなく、間違いなく1級の価値。醸造所では極力人の手の介入を省き、その反面、ブドウ畑では過剰なまでの手間をかける。 他の造り手より収穫を遅らせるでもなく、これだけの凝縮感を得るのは並大抵のことではありません。 <インポーター資料より> *クロード・デュガは、ジュヴレ村で 6 世代に亘り家族経営でワインを生産する歴史あるドメーヌ で、1977 年から先代モーリスが自家元詰を始め、クロード・デュガの名の下で詰め始めたのは 1991 年からです。1993 年ヴィンテージでパーカーポイント 100 点を叩き出し、その実力を世に 知らしめました。デュガが作るワインは、生産量が極めて限られるため希少価値が高く、カルト 的な人気を誇ります。 *所有と借地を合わせて6ヘクタール。村名のジュブレ・シャンベルタンですら、1級に肩を並べる複雑さと凝縮感を備える。1、2樽しかできないグリオット、シャルム、シャペル・シャンベルタンは目にするのも難しいが、口にすればワイン観が変わるような神品だ。 *繊細さを秘めた豊かさと力強さは、抽出によるものではない。低収量で収穫した小粒のブドウから来る。控えめなクロードは口にしないが、馬による耕作や有機栽培をいち早く導入したことは、他の造り手が認めている。醸造は簡素で、当たり前となった低温浸漬も温度管理もしない。
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ルイ・ボワイヨ/ジュヴレ・シャンベルタン 2022
¥12,540
【タイプ】赤 【ワイナリー】ルイ・ボワイヨ 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック12ヶ月(新樽15%)熟成後、ステンレスタンク5ヶ月 平均樹齢50-60年。コンブ・ド・ラヴォー、クロ・プリウール、クロワ・デ・シャンなど、ジュヴレに所有する7つの古樹の区画をブレンド。色の濃いベリー、チェリー、プラムのジューシーな香りに土っぽいニュアンス。フローラルな赤系果実の味わいは緻密でミネラルのニュアンスが更なる複雑さを与える。非常に洗練されたジュヴレのヴィラージュの表現。 ブルゴーニュの名門、ボワイヨ一族の4代目となるルイ・ボワイヨは、遅咲きの新星だ。1978年に醸造学校を卒業後、当時注目を集めつつあった父のドメーヌ、ルシアン・ボワイヨの下でワインを造り始めた。しかしその後、公私ともに長年のパートナーとなるギスレーヌ・バルトと出会い、彼女のワイン造りに関わる中で、彼が求めるワインと父が求めるワインの方向性の違いに気付いた。自らが納得できるワインを求め、遂にルイが独立を果たしたのは2003年のこと。祖父のアンリ・ボワイヨから受け継がれたヴォルネイ、そして父親から相続したジュヴレ・シャンベルタンなど、数々の素晴らしい畑を手に、シャンボール・ミュジニーでギスレーヌ・バルトと共有するセラーに移ったのである。このような経緯から、ルイ・ボワイヨは小さな個人ドメーヌとしては珍しく、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの両方に畑を持つ。合計7haの畑の平均樹齢は約55年と高く、中には最高樹齢が100年に達する区画も含まれる。ルイは代々受け継いできたこれらの古樹を、彼のワインを特徴づけるものとして大切に守っている。 独立当時から変わらずルイが理想とするのは、エレガントで洗練されたワインだが、難解なワインは求めていない。ブドウが育まれたテロワールと透明感あるピュアな果実を備えた、無条件に飲んで美味しいと思えるワインを目ざしているのだ。事実、ルイ・ボワイヨのワインには、優しさ、穏やかさ、そして幾重にも広がるグラデーションのような古樹特有の深みが存在する。長い年月をかけて地中深くに張ったブドウの根が、彼のワインにブルゴーニュのピノ・ノワールの真の魅力をもたらすのである。彼がワイン造りでより重要視する畑仕事は、リュット・レゾネで行われる。「心が休まるのは、畑仕事が落ち着く冬の間だけ」というほど念入りに手入れされた畑には、除草剤どころか、土壌に悪い影響を与えるとして有機農法で認められている薬剤である銅すら用いられない。土は耕し、収量も厳しく制限する。『ビオ』かどうかということにはこだわらない、ブドウのクオリティのみを追求した栽培の手法は、それまで培った経験や代々受け継いだ知恵を年々昇華させる実践主義に基づいている。しかも、毎日畑に出て不要なブドウを取り除くので、収穫時の選果がほとんど必要ない年もあるほど、その仕事は本当に細かい。彼のごつごつとした大きなヴィニュロンの手が、その証である。 醸造では、100%除硬後、自然酵母でアルコール発酵が行われる。それぞれの畑には独自の酵母が生きているため、テロワールの表現を求める彼に培養酵母を使うという選択肢はない。ピュアな果実の美しさを引き出すため、強い抽出を避け、約20日の長いマセラシオン期間中は、状況に応じてピジャージュやルモンタージュを行っている。また、オークで味わいを隠してしまわないように、熟成に用いるバリックの新樽率は低い。設立間もなく、彼はブルゴーニュ新時代の中心的存在として注目を浴びる生産者の一人となった。既に確固たる哲学を持ち、豊かな経験も備えていた彼にとっては、当然の結果かもしれない。「今や一流のドメーヌ」と称えられるルイ・ボワイヨは、ブルゴーニュ評論の権威クライヴ・コーツから、ロベール・グロフィエ、ユベール・リニエ、クリストフ・ペロミノなど、スター生産者に並んで1ツ星評価を獲得。更に、世界のワイン情報が集められた『ワイン・レポート2009』では、「最も進化の早い10の生産者」の第1位に輝いている。
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アンリ・マニャン/ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2023
¥14,740
【タイプ】赤 【ワイナリー】アンリ・マニャン 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】カヴァン社製ジュピーユ、コンピエージュ、フォンテーヌブローの各森産の 新樽30%、1~3回使用樽70%で12ヶ月間の熟成。 ジュブレ・シャンベルタン村のボリューム感のある平地のクリマと、ミネラルが豊富でストラクチャーのあるクリマをバランスよくブレンドしています。樹齢は約40~100年(平均約60年)チェリーリキュール、ラズベリーのやさしく包まれるような香り。柔らかな果実と上質なタンニンの整った味わいです。 1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者アンリ・マニャンは、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いていたために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子のシャルルが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。 現地では、ブルゴーニュラヴァーや全世界のワインバイヤーのバイブルと言える雑誌「 Bourgogne Aujourd'hui 」にて、ジュヴレのドメーヌ・アンリ・マニャンのシャルル氏は将来の期待の星として、大きく取り上げられました。ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールの表現とアペラシオンごとのエレガントでフィネスに溢れた表現することに一生懸命な彼のワインは、今後さらに輝きを増していくことでしょう。 前世紀末から今世紀初頭にかけてのおよそ10年間、当時の”大”アメリカ市場の嗜好を主たる要因として、ブルゴーニュにおいても所謂有名な生産者を中心に、とりわけ濃厚なパワーワインが造られたことは醸造史に記録されるでしょう。そしてこのことは、その後のアメリカ市場の失速と、世界各国の良識あるワインラヴァーがよりナチュラルで上品なワインへと里帰りしたことによって、今日に至るまで生産者のカーヴに築かれた山のような在庫の記憶とともに、ブルゴーニュの未来たる次世代の醸造家たちにとって良い教訓となりました。中でもヴォーヌ・ロマネ村と並んで大きな反動を経験したジュヴレ・シャンベルタン村では、新しい世代の造り手たちがとりわけ熱心に、一丸となって、ピノノワールのあるべき姿を再探求する姿が見られます。 「超完璧主義者のドゥニが、格別に力強い深い色のジュヴレ=シャンベルタンを造っていたが、2006年に不時の他界。息子のアルノはもう少し優雅なものを求めている」(ヒュー・ジョンソン。「ドメーヌ・ドニ・モルテ」を評して)。父の後を継いだこの若きアルノー・モルテがそのリーダーで、彼を中心とした研究ネットワークから、品質を劇的に向上させた新世代が現れてきています。 その最たる造り手がアンリ・マニャンです。1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者は、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いているために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子シャルル・マニャンが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を遂げました。 とても誠実な彼が畑仕事の合間を縫って一生懸命まとめてくれたレポートには、「結論」として次のように書かれています。 「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」
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ルイ・ボワイヨ/ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセル 2022
¥15,950
【タイプ】赤 【ワイナリー】ルイ・ボワイヨ 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセル 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック12ヶ月(新樽15%)熟成後、ステンレスタンク5ヶ月 平均樹齢約60年。ブロションに位置するテラス状の畑で、所有区画は標高250-300mの間に4つに分かれる。薄い表土の下には鉄分を含む赤い粘土の層があり、ワインに独特のミネラル感をもたらす。しっかりと熟した黒い果実の香りに、ジュヴレらしい大地の芳香が重なり合う。優しい甘みを伴う、リッチで豊満な味わい。次期プルミエクリュ候補の声も高い、傑出したジュヴレのヴィラージュ。 ブルゴーニュの名門、ボワイヨ一族の4代目となるルイ・ボワイヨは、遅咲きの新星だ。1978年に醸造学校を卒業後、当時注目を集めつつあった父のドメーヌ、ルシアン・ボワイヨの下でワインを造り始めた。しかしその後、公私ともに長年のパートナーとなるギスレーヌ・バルトと出会い、彼女のワイン造りに関わる中で、彼が求めるワインと父が求めるワインの方向性の違いに気付いた。自らが納得できるワインを求め、遂にルイが独立を果たしたのは2003年のこと。祖父のアンリ・ボワイヨから受け継がれたヴォルネイ、そして父親から相続したジュヴレ・シャンベルタンなど、数々の素晴らしい畑を手に、シャンボール・ミュジニーでギスレーヌ・バルトと共有するセラーに移ったのである。このような経緯から、ルイ・ボワイヨは小さな個人ドメーヌとしては珍しく、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの両方に畑を持つ。合計7haの畑の平均樹齢は約55年と高く、中には最高樹齢が100年に達する区画も含まれる。ルイは代々受け継いできたこれらの古樹を、彼のワインを特徴づけるものとして大切に守っている。 独立当時から変わらずルイが理想とするのは、エレガントで洗練されたワインだが、難解なワインは求めていない。ブドウが育まれたテロワールと透明感あるピュアな果実を備えた、無条件に飲んで美味しいと思えるワインを目ざしているのだ。事実、ルイ・ボワイヨのワインには、優しさ、穏やかさ、そして幾重にも広がるグラデーションのような古樹特有の深みが存在する。長い年月をかけて地中深くに張ったブドウの根が、彼のワインにブルゴーニュのピノ・ノワールの真の魅力をもたらすのである。彼がワイン造りでより重要視する畑仕事は、リュット・レゾネで行われる。「心が休まるのは、畑仕事が落ち着く冬の間だけ」というほど念入りに手入れされた畑には、除草剤どころか、土壌に悪い影響を与えるとして有機農法で認められている薬剤である銅すら用いられない。土は耕し、収量も厳しく制限する。『ビオ』かどうかということにはこだわらない、ブドウのクオリティのみを追求した栽培の手法は、それまで培った経験や代々受け継いだ知恵を年々昇華させる実践主義に基づいている。しかも、毎日畑に出て不要なブドウを取り除くので、収穫時の選果がほとんど必要ない年もあるほど、その仕事は本当に細かい。彼のごつごつとした大きなヴィニュロンの手が、その証である。 醸造では、100%除硬後、自然酵母でアルコール発酵が行われる。それぞれの畑には独自の酵母が生きているため、テロワールの表現を求める彼に培養酵母を使うという選択肢はない。ピュアな果実の美しさを引き出すため、強い抽出を避け、約20日の長いマセラシオン期間中は、状況に応じてピジャージュやルモンタージュを行っている。また、オークで味わいを隠してしまわないように、熟成に用いるバリックの新樽率は低い。設立間もなく、彼はブルゴーニュ新時代の中心的存在として注目を浴びる生産者の一人となった。既に確固たる哲学を持ち、豊かな経験も備えていた彼にとっては、当然の結果かもしれない。「今や一流のドメーヌ」と称えられるルイ・ボワイヨは、ブルゴーニュ評論の権威クライヴ・コーツから、ロベール・グロフィエ、ユベール・リニエ、クリストフ・ペロミノなど、スター生産者に並んで1ツ星評価を獲得。更に、世界のワイン情報が集められた『ワイン・レポート2009』では、「最も進化の早い10の生産者」の第1位に輝いている。
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ロベール・グロフィエ/コート・ドール・レ・ジャルダン・ドゥ・マリエ・エ・レア 2023
¥15,180
【タイプ】赤 【ワイナリー】ロベール・グロフィエ 【商品名】ブルゴーニュ・コート・ドール・レ・ジャルダン・ドゥ・マリエ・エ・レア 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニに畑を所有していないにも関わらず、この地にドメーヌを構える珍しいワイナリーである。区画のほとんどはジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーにあり、わずか5.4haしかないレ・ザムルーズの最大所有者(1.10ヘクタール)として知られている。ドメーヌの歴史は現在4世代目に引き継がれている。19世紀にフレデリック・グロフィエが創業し、1933年にその息子ジュール(=ロベールの父)がレザムルーズ、ボンヌ・マールを含む優良な畑を手に入れ、1953年にクロ・ド・ベーズを購入。1960年にジュールが子供達に土地を分割相続するが、果物や野菜に植え替えようとした兄弟達から息子ロベールが畑を買い取ることによって現在の畑を維持した。ロベールは自身のワインを瓶詰めして売ることに成功し、1960年代後半には息子のセルジュが学校を卒業すると同時にドメーヌに加わり、ロベール引退後はセルジュが、そして現在はボーヌ醸造学校卒業後、2004年からドメーヌに加わったセルジュの息子ニコラがドメーヌを担っている。 伝統の継承をモットーとするドメーヌであるが、世代交代の中で変革も起きており、例えば、1995年より仕立てをグイヨからコルドンへ移行。理由はブドウの葉と果実により多くの日照と風通しの良い環境を作るため。これによってカビ発生リスクの低下と、収量の自然な低下が促された。2005年からは除草剤の使用も停止している。収穫したブドウは破砕せずにステンレスタンクへと運ばれ、10-12℃で冷却される。除梗はヴィンテージによって割合を変え、自然酵母のみを用いてアルコール発酵を行う。発酵タンクを35℃という高温まで上げるのがグロフィエの特徴であるが、通常ここまで上げると酵母が熱に耐えられずに死んでしまい、発酵が止まるリスクが非常に高いため、ブルゴーニュでこれを行う人はほとんどいない。しかし、これはロベールとセルジェが好んだ方法で「ブドウからより良い要素を引き出すには良い温度が必要で、30℃ではこれができない」と高い品質を求めるためにはリスクをもろともせず、短時間のピジャージュを頻繁に行うことで高温を見事にコントロールしている。発酵後は、さらに5日前後のマセラシオンを行い、20-22℃まで冷却された後に、ようやくプレスされる。熟成に関しては、以前はより力強いヴォージュ産のものを使用していたが、現在はより優しいヌヴェールやアリエ産がメインでレモン社とベルトミュー社からほとんどの樽を仕入れている。新樽の比率はキュヴェごと、ヴィンテージごとに異なる。熟成後は無清澄、無濾過で瓶詰めされる。 グロフィエのワインは果実の濃密感と美しいミネラルが生み出す艶のある高級感が魅力であるが、クライヴ・コーツMWからは「ニュイにおける最も素晴らしい生産者の一人」、WA誌では「ACブルゴーニュからグランクリュの全ワインがそのテロワールを代表する一級品」と大絶賛される。ニコラが参画して以来、果実味がより前面に出るようになってさらに品質が向上したグロフィエは、今やルーミエ、ヴォギュエ、ミュニエと並び称され、世界最高峰のトップドメーヌとしての地位を不動のものとしている。しかし、残念ながら流通量が少なく入手が困難であるため、見つけたら絶対に逃してはならないワインである。
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ロベール・グロフィエ/ブルゴーニュ・パストゥグラン 2023
¥9,680
【タイプ】赤 【ワイナリー】ロベール・グロフィエ 【商品名】ブルゴーニュ・パストゥグラン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニに畑を所有していないにも関わらず、この地にドメーヌを構える珍しいワイナリーである。区画のほとんどはジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーにあり、わずか5.4haしかないレ・ザムルーズの最大所有者(1.10ヘクタール)として知られている。ドメーヌの歴史は現在4世代目に引き継がれている。19世紀にフレデリック・グロフィエが創業し、1933年にその息子ジュール(=ロベールの父)がレザムルーズ、ボンヌ・マールを含む優良な畑を手に入れ、1953年にクロ・ド・ベーズを購入。1960年にジュールが子供達に土地を分割相続するが、果物や野菜に植え替えようとした兄弟達から息子ロベールが畑を買い取ることによって現在の畑を維持した。ロベールは自身のワインを瓶詰めして売ることに成功し、1960年代後半には息子のセルジュが学校を卒業すると同時にドメーヌに加わり、ロベール引退後はセルジュが、そして現在はボーヌ醸造学校卒業後、2004年からドメーヌに加わったセルジュの息子ニコラがドメーヌを担っている。 伝統の継承をモットーとするドメーヌであるが、世代交代の中で変革も起きており、例えば、1995年より仕立てをグイヨからコルドンへ移行。理由はブドウの葉と果実により多くの日照と風通しの良い環境を作るため。これによってカビ発生リスクの低下と、収量の自然な低下が促された。2005年からは除草剤の使用も停止している。収穫したブドウは破砕せずにステンレスタンクへと運ばれ、10-12℃で冷却される。除梗はヴィンテージによって割合を変え、自然酵母のみを用いてアルコール発酵を行う。発酵タンクを35℃という高温まで上げるのがグロフィエの特徴であるが、通常ここまで上げると酵母が熱に耐えられずに死んでしまい、発酵が止まるリスクが非常に高いため、ブルゴーニュでこれを行う人はほとんどいない。しかし、これはロベールとセルジェが好んだ方法で「ブドウからより良い要素を引き出すには良い温度が必要で、30℃ではこれができない」と高い品質を求めるためにはリスクをもろともせず、短時間のピジャージュを頻繁に行うことで高温を見事にコントロールしている。発酵後は、さらに5日前後のマセラシオンを行い、20-22℃まで冷却された後に、ようやくプレスされる。熟成に関しては、以前はより力強いヴォージュ産のものを使用していたが、現在はより優しいヌヴェールやアリエ産がメインでレモン社とベルトミュー社からほとんどの樽を仕入れている。新樽の比率はキュヴェごと、ヴィンテージごとに異なる。熟成後は無清澄、無濾過で瓶詰めされる。 グロフィエのワインは果実の濃密感と美しいミネラルが生み出す艶のある高級感が魅力であるが、クライヴ・コーツMWからは「ニュイにおける最も素晴らしい生産者の一人」、WA誌では「ACブルゴーニュからグランクリュの全ワインがそのテロワールを代表する一級品」と大絶賛される。ニコラが参画して以来、果実味がより前面に出るようになってさらに品質が向上したグロフィエは、今やルーミエ、ヴォギュエ、ミュニエと並び称され、世界最高峰のトップドメーヌとしての地位を不動のものとしている。しかし、残念ながら流通量が少なく入手が困難であるため、見つけたら絶対に逃してはならないワインである。
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バターフィールド/ニュイ・サンジョルジュ 2022
¥15,180
【タイプ】赤 【ワイナリー】バターフィールド 【商品名】ニュイ・サン・ジョルジュ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンク21ヶ月 【テイスティングコメント】 トロント出身の生産者デイヴィッド・バターフィールド トロント出身のデイヴィッド・バターフィールドのワインに対する情熱は、ブルゴーニュの土地とワインをこよなく愛する両親から受け継いだものである。16歳で初めてブルゴーニュを訪れた時、「決して後ろを振り返るまい。偉大なワイン造りは自分の目標なのだ」と決意したという。後にデイヴィッドはフランスに渡り、まずボーヌの醸造学校で醸造を学んだ後、ドゥー・モンティーユ、ドメーヌ・ド・シャソルネイ等で更なる修行に励んだ。そして、2004年にネゴシアン業を立ち上げ、2005年に念願の自らの手によるワインをようやく世に送り出した。彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得る事。「テロワールのエネルギーがワインの中に入っている事が重要で、そうでなければ意味がない」とまで言い切る。 『ボーヌの美しさ』を追求 そんな彼が初ヴィンテージでいきなり素晴らしいワインを造りあげた。生産本数わずか2400本。彼の想いが詰まった、これぞまさにムルソーと感じさせるアロマが口中に広がる、舌触りの良いワインができ上がった。ワイン生産者なども集うボーヌのレストランでは既に人気を博しており、大半がボーヌ内で消費され、翌年以降もボーヌ以外では見かける事が難しいワインとなってしまった。ユニークなラベルの形の『B』は彼の想いである “Beaune”、 “Beautiful”、 “Butterfield” の頭文字を表している。彼の『ボーヌの美しさ』を追求する情熱が詰まったこのワインは、今後も期待を裏切る事無く成長を続ける。
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ロベール・グロフィエ/シャンボール・ミュズィニ・プルミエクリュ・レ・ザムルース 2021
¥220,000
【タイプ】赤 【ワイナリー】ロベール・グロフィエ 【商品名】シャンボール・ミュズィニ・1er・レ・ザムルース 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニに畑を所有していないにも関わらず、この地にドメーヌを構える珍しいワイナリーである。区画のほとんどはジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーにあり、わずか5.4haしかないレ・ザムルーズの最大所有者(1.10ヘクタール)として知られている。ドメーヌの歴史は現在4世代目に引き継がれている。19世紀にフレデリック・グロフィエが創業し、1933年にその息子ジュール(=ロベールの父)がレザムルーズ、ボンヌ・マールを含む優良な畑を手に入れ、1953年にクロ・ド・ベーズを購入。1960年にジュールが子供達に土地を分割相続するが、果物や野菜に植え替えようとした兄弟達から息子ロベールが畑を買い取ることによって現在の畑を維持した。ロベールは自身のワインを瓶詰めして売ることに成功し、1960年代後半には息子のセルジュが学校を卒業すると同時にドメーヌに加わり、ロベール引退後はセルジュが、そして現在はボーヌ醸造学校卒業後、2004年からドメーヌに加わったセルジュの息子ニコラがドメーヌを担っている。 伝統の継承をモットーとするドメーヌであるが、世代交代の中で変革も起きており、例えば、1995年より仕立てをグイヨからコルドンへ移行。理由はブドウの葉と果実により多くの日照と風通しの良い環境を作るため。これによってカビ発生リスクの低下と、収量の自然な低下が促された。2005年からは除草剤の使用も停止している。収穫したブドウは破砕せずにステンレスタンクへと運ばれ、10-12℃で冷却される。除梗はヴィンテージによって割合を変え、自然酵母のみを用いてアルコール発酵を行う。発酵タンクを35℃という高温まで上げるのがグロフィエの特徴であるが、通常ここまで上げると酵母が熱に耐えられずに死んでしまい、発酵が止まるリスクが非常に高いため、ブルゴーニュでこれを行う人はほとんどいない。しかし、これはロベールとセルジェが好んだ方法で「ブドウからより良い要素を引き出すには良い温度が必要で、30℃ではこれができない」と高い品質を求めるためにはリスクをもろともせず、短時間のピジャージュを頻繁に行うことで高温を見事にコントロールしている。発酵後は、さらに5日前後のマセラシオンを行い、20-22℃まで冷却された後に、ようやくプレスされる。熟成に関しては、以前はより力強いヴォージュ産のものを使用していたが、現在はより優しいヌヴェールやアリエ産がメインでレモン社とベルトミュー社からほとんどの樽を仕入れている。新樽の比率はキュヴェごと、ヴィンテージごとに異なる。熟成後は無清澄、無濾過で瓶詰めされる。 グロフィエのワインは果実の濃密感と美しいミネラルが生み出す艶のある高級感が魅力であるが、クライヴ・コーツMWからは「ニュイにおける最も素晴らしい生産者の一人」、WA誌では「ACブルゴーニュからグランクリュの全ワインがそのテロワールを代表する一級品」と大絶賛される。ニコラが参画して以来、果実味がより前面に出るようになってさらに品質が向上したグロフィエは、今やルーミエ、ヴォギュエ、ミュニエと並び称され、世界最高峰のトップドメーヌとしての地位を不動のものとしている。しかし、残念ながら流通量が少なく入手が困難であるため、見つけたら絶対に逃してはならないワインである。
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フォンテーヌ・ガニャール/シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ 2022
¥24,200
【タイプ】白 【ワイナリー】フォンテーヌ・ガニャール 【商品名】シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 1級マルトロワに格付けされる「Ez Cretz(エ クレ)」と「Les Rebichets(レ ルビシェ)」という場所に約0.8haの区画を所有。葡萄は1950~60年に植えられ、土壌はフィルター状の軽めの粘土質、日当たりが良く暖かい場所で葡萄の成熟が早いのが特徴です。シャサーニュ モンラッシェ1級の中でも酸味が柔らかく、凝縮感や余韻はそこまでありませんがバランス良いタッチの飲みやすさがあるワインです。 このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャール フォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家であるガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ちます。所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約12haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6~8房に制限します。 収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。アルコール醗酵は白の場合は228ℓの樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15~26℃、赤は15~32℃で醗酵させます。ピジャージュ、ルモンタージュは1日2~3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228ℓの樫樽で行います。このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。
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バターフィールド/ムルソー 2022
¥19,800
【タイプ】白 【ワイナリー】バターフィールド 【商品名】ムルソー 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック12ヶ月(新樽25%)熟成後、ステンレスタンクで澱と共に9ヶ月 【テイスティングコメント】 柑橘系果実から始まり、ハチミツやトースト、スモーキー感が重なる香り。美しい酸がシャルドネのまろやかさを支え、エレガントでピュアな果実味が、アロマと上手く相まっている。非常にクリアで透明感のあるムルソー。新世代を感じさせる味わい。 トロント出身のデイヴィッド・バターフィールドのワインに対する情熱は、ブルゴーニュの土地とワインをこよなく愛する両親から受け継いだものである。16歳で初めてブルゴーニュを訪れた時、「決して後ろを振り返るまい。偉大なワイン造りは自分の目標なのだ」と決意したという。後にデイヴィッドはフランスに渡り、まずボーヌの醸造学校で醸造を学んだ後、ドゥー・モンティーユ、ドメーヌ・ド・シャソルネイ等で更なる修行に励んだ。そして、2004年にネゴシアン業を立ち上げ、2005年に念願の自らの手によるワインをようやく世に送り出した。彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得る事。「テロワールのエネルギーがワインの中に入っている事が重要で、そうでなければ意味がない」とまで言い切る。 そんな彼が初ヴィンテージでいきなり素晴らしいワインを造りあげた。生産本数わずか2400本。彼の想いが詰まった、これぞまさにムルソーと感じさせるアロマが口中に広がる、舌触りの良いワインができ上がった。ワイン生産者なども集うボーヌのレストランでは既に人気を博しており、大半がボーヌ内で消費され、翌年以降もボーヌ以外では見かける事が難しいワインとなってしまった。ユニークなラベルの形の『B』は彼の想いである “Beaune”、 “Beautiful”、 “Butterfield” の頭文字を表している。彼の『ボーヌの美しさ』を追求する情熱が詰まったこのワインは、今後も期待を裏切る事無く成長を続ける。
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トラペ・ペール・エ・フィス/シャンベルタン 2017
¥150,000
SOLD OUT
【タイプ】赤 【ワイナリー】トラペ・ペール・エ・フィス 【商品名】シャンベルタン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 ピノ ノワール種100%。所有面積は約2haでそのうち約1haを馬で耕作しています。1957~64年に植えた区画と1912年に植えられた1番古い木のある区画、その他に1945年、1985年、1992年に植えられた区画が3つに分かれており、土壌は泥灰土や粘土石灰質です。太陽のようなシャペル シャンベルタンと大地のようなラトリシエール シャンベルタンの両方の要素を持っており、骨格がしっかりしていて様々な要素が凝縮していますが、10年以上経たないとその真価を見ることは出来ません。 2017年は春から暖かく早熟で3月末にはすでに葡萄の葉が開いている畑もあったほど。4月末には2016年同様、霜の気配が漂ってきたが藁を燃やして煙幕を張ることで霜害を回避することができた。5月になっても暖かい気候は変わらず開花期も問題なく経過。7月は猛暑で中旬には色付きも始まり、まるで2009年を彷彿させるような早熟具合だった。7月末に雨が適度に降ったことで葡萄の果皮が厚くなり、8月の天気が良好だったおかげで種も果梗も良く熟して完璧と言って良いくらいの健康状態になり、2017年が素晴らしいヴィンテージになるであろうことは疑いようもなかった。気品がありつつも豊かな味わいで、すでに優雅さと偉大さを醸し出している。エネルギーに満ち溢れ、かつエレガントなワインは舌が肥えた愛好家さえも惹きつけるだろう。 1868年から6世代にわたってジュヴレ シャンベルタンでワイン造りを続けているこのドメーヌは、代々少しずつ畑を増やしていき、現在では13haの畑を所有しています。現当主のジャンルイ氏は物腰柔らかく穏やかな人物ですが、畑の事を語る時は非常に情熱的な一面も見せてくれます。1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン造りを行っています。畑の手入れはビオディナミで化学肥料や除草剤は一切使用していません。ジャン ルイ氏の「ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えてあげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」という言葉の通り、クォーツ(水晶)の粉末を定期的に畑に撒くことで土壌の活性化を促し、植物のエネルギーを引き出して病気に負けない木を育てることを目指しています。葡萄の木の仕立ては片翼式ギュイヨ、コルドン ロワイヤルで春に厳しい摘芽を行い、凝縮した葡萄のみ収穫しています。樹齢も高いものが多く、植え付けも1ha当たり約12000株以下にし、収量を抑えることによって品質のレベルを高める努力をしています。 DOMAINE TRAPET PÈRE ET FILS地所:ブルゴーニュ地方 コート ド ニュイ地区 ジュヴレ シャンベルタン村収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。除梗率はヴィンテージやアペラシオンによって変わりますが約50%、ステンレスタンクで2~3日間低温浸漬を行い、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせ、序盤は櫂入れを行って後半は液循環のみに切り替えていきます。空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15~18ヵ月熟成されます。新樽率はヴィンテージにもよりますがヴィラージュ物以下は20~30%、1級クラスは40%、特級クラスは50%となっています。
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シャルル・ヴァン・カネイ/グリオット・シャンベルタン・グランクリュ 2022
¥154,000
【タイプ】赤 【ワイナリー】シャルル・ヴァン・カネイ 【商品名】グリオット・シャンベルタン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 シャルル・ヴァン・カネイは若干24歳で名門アラン・ユドロ・ノエラの当主につき世界中から注目されている。そんな彼が2012年に自身の名を冠して立ち上げたマイクロネゴスが「Charles Van Canneyt」である。栽培者や区画、樹齢などの情報は一切明かされていないにもかかわらず、その確かな味わいで人気と名声を獲得している。 現在世界中で最も注目を集めるブルゴーニュ醸造家のマイクロネゴスです。
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シャルル・ヴァン・カネイ/シャンベルタン・グランクリュ 2022
¥211,200
【タイプ】赤 【ワイナリー】シャルル・ヴァン・カネイ 【商品名】シャンベルタン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 シャルル・ヴァン・カネイは若干24歳で名門アラン・ユドロ・ノエラの当主につき世界中から注目されている。そんな彼が2012年に自身の名を冠して立ち上げたマイクロネゴスが「Charles Van Canneyt」である。栽培者や区画、樹齢などの情報は一切明かされていないにもかかわらず、その確かな味わいで人気と名声を獲得している。 現在世界中で最も注目を集めるブルゴーニュ醸造家のマイクロネゴスです。
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バターフィールド/ブルゴーニュ・ピノノワール 2022
¥6,710
【タイプ】赤 【ワイナリー】バターフィールド 【商品名】ブルゴーニュ・ピノノワール 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンク21ヶ月 【テイスティングコメント】 トロント出身の生産者デイヴィッド・バターフィールド トロント出身のデイヴィッド・バターフィールドのワインに対する情熱は、ブルゴーニュの土地とワインをこよなく愛する両親から受け継いだものである。16歳で初めてブルゴーニュを訪れた時、「決して後ろを振り返るまい。偉大なワイン造りは自分の目標なのだ」と決意したという。後にデイヴィッドはフランスに渡り、まずボーヌの醸造学校で醸造を学んだ後、ドゥー・モンティーユ、ドメーヌ・ド・シャソルネイ等で更なる修行に励んだ。そして、2004年にネゴシアン業を立ち上げ、2005年に念願の自らの手によるワインをようやく世に送り出した。彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得る事。「テロワールのエネルギーがワインの中に入っている事が重要で、そうでなければ意味がない」とまで言い切る。 『ボーヌの美しさ』を追求 そんな彼が初ヴィンテージでいきなり素晴らしいワインを造りあげた。生産本数わずか2400本。彼の想いが詰まった、これぞまさにムルソーと感じさせるアロマが口中に広がる、舌触りの良いワインができ上がった。ワイン生産者なども集うボーヌのレストランでは既に人気を博しており、大半がボーヌ内で消費され、翌年以降もボーヌ以外では見かける事が難しいワインとなってしまった。ユニークなラベルの形の『B』は彼の想いである “Beaune”、 “Beautiful”、 “Butterfield” の頭文字を表している。彼の『ボーヌの美しさ』を追求する情熱が詰まったこのワインは、今後も期待を裏切る事無く成長を続ける。
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フランソワ・ミクルスキ/ムルソー・レ・メ・シャヴォー 2020
¥48,400
【タイプ】白 【ワイナリー】フランソワ・ミクルスキ 【商品名】ムルソー・レ・メ・シャヴォー 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13% 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 外観は輝きのあるレモンイエローの色調。口に含むと、マンゴーやレモンの爽やかかつ芳醇な果実味、バターの濃厚な味わいが感じられます。ナッツやアーモンドの香ばしいニュアンスと蜂蜜の風味が感じられる余韻が印象的。 瞬く間にムルソーのスターとなった稀少ドメーヌ ワイン界に彗星のごとく現れたムルソーの造り手、フランソワ・ミクルスキ。名門老舗ドメーヌが名を連ねるブルゴーニュにおいて1992年の初リリース後、瞬く間にスター・ドメーヌへと上り詰めました。 ミクルスキ氏は、ディジョン出身。元々はプロのラグビー・プレイヤーを目指していましたが、若くしてワイン醸造家になることを決意し、ボーヌのエコール・ヴィニコールにて、ワイン造りを習得。カリフォルニアのカレラ・エステートのジャンセン氏の下で研修し、その後ムルソーで叔父のピエール・ボワイヨ氏に従事、畑の管理を担当していました。そして、1991年ボワイヨ氏の引退を受けて畑を引き継ぎ、自らのドメーヌを設立。現在はムルソーを中心に約8ha、16区画を所有しています。 ワイン造りにおいて、ミクルスキ氏が何よりも大切にしていることは「ブドウの良さを素直に表現すること」、ブルゴーニュワインに秘められた「上品さ、そして純粋さ」を最大限引き出すために努力を重ねています。ブドウの良さを素直に表現するため、できるだけ機械などの人工的なものに頼らず、畑ではビオロジックを実践、また自家製のコンポスト(堆肥)を使用。収穫量も抑えています。 醸造工程でも同様の考えの元、天然酵母を用い、白ワインは冬の間6~8℃に保つことができる岩盤を掘った地下のカーヴで3~4ヵ月かけて発酵。その後、熟成はオーク樽で12ヵ月以上、樽のニュアンスが出過ぎないように新樽比率を20%以下に抑えています。途中の澱引きはせずに、澱と共に熟成させ、何度も試飲を重ねた後、仕上げの段階になったら清澄を行います。 ミクルスキ氏曰く、「ブルゴーニュワインとは、我々の想像を遥かに超え、理屈では到底理解できない代物である。」とのこと。ブルゴーニュワインが本来持つ魅力を引き出すために、いかに健全なブドウを育てるかということに重点を置き、人を育てるのと同じようにブドウにもたっぷりと愛情を注ぎ、誠実な気持ちでワイン造りに取り組んでいます。 このように非常に丁寧に造られるワインは、畑の個性を生かした溌剌とした力強さとしなやかさが特徴。ドメーヌ設立当初は、アメリカへ大半を輸出していたこともあり、比較的樽の効いたコッテリとした造りでしたが、近年は新樽率がぐっと抑えられ、骨格はしっかりとしているものの非常にエレガントで凛としたスタイルに仕上がっています。
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【マグナム】ピエール・ボワッソン/ムルソー・ペルショ 2019
¥54,750
【タイプ】白 【ワイナリー】ピエール・ボワッソン 【商品名】ムルソー・ペルショ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】1500ml 【テイスティングコメント】 良く熟したグレープフルーツの香りとローストナッツの香り。よりリッチでミネラル感はしっかりとあるものの、丸みのあるストラクチャー。 <インポーター資料より> ムルソーで現在最も注目を集める若手生産者は誰か。その問いかけに対し、ブルゴーニュの事情通の間で真っ先に名が挙がるのがピエール・ボワッソンである。1954年に設立されたドメーヌの3代目となる彼は、一生涯の師となる父親のベルナールに加え、ムルソーを代表する偉大なドメーヌ、コシュ・デュリに大きな影響を受けている。事実、ピエールのスタイルはしばしばコシュ・デュリと比較される。緊張感あるワインを好む彼は、コシュ・デュリと同じく還元的なワイン造りを行っており、コシュ・デュリを還元的なワイン造りのトップ生産者に挙げるジャンシス・ロビンソンは、ピエール・ボワッソンをそれに倣う最も成功した造り手の一人として取り上げる。また、ピエールはコシュ・デュリのラファエル・コシュと非常に親しく、彼らはドメーヌのフィロソフィや栽培、醸造について意見交換をするだけではなく、畑で使う支柱などを保管する倉庫も共同管理する間柄だ。11haの所有畑はムルソーを中心に周辺のポマール、ボーヌ、モンテリーに広がる。「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインはよくなる」という信念を持つピエールは、畑仕事を何より重要視している。常に畑に出ているため、日中彼をドメーヌで見かけることは非常に稀だ。ビオかどうかよりも、畑を健全に保つことを優先し、殺虫剤、除草剤、化学肥料などの化学薬品は用いない。収量制限を行い、酸度を保持するため収穫は早い。ムルソーで最も早く収穫する造り手の一人である。
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アモリー・ボーフォール/シャブリ’20
¥9,790
【タイプ】白 【ワイナリー】アモリー・ボーフォール 【商品名】シャブリ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 <インポーター資料より> ドーヴィザが所有するシャペル・ヴォーペルテーニュという区画から購入したぶどうで醸造。 実はアモリー自身シャブリにもセラーを持っており、醸造前のぶどうの状態も完璧! 1erクリュに匹敵する石灰岩由来の圧倒的なミネラルと、完璧に熟したぶどうが持つ凝縮した 果実の厚みが全くぶれることなく、余韻にどこまでも続いていく恐ろしいまでの厚みと ミネラルは、飲むもの全てを虜にする。 シャンパーニュのボーフォールと聞いてピンと来た方、正解です! 1971年からビオでぶどう畑を栽培、自然派シャンパーニュのパイオニアである、 アンドレ・ボーフォールのご子息・アモリーが2018年に独立したシャンパーニュ・メゾン! ボルドーの次に有機栽培が難しいとされるシャンパーニュでいち早くナチュラルへ舵を 切った老舗中の老舗ファミリー出身です。 アンドレ・ボーフォールへは2003年から参画、最終的にはお父さん(ジャック)の メゾンの醸造も担当し、新人とは言い難い程の 経験を積んでいるアモリー。 彼が受け継いだ畑は、0.88haの極少の一区画のみ。 キンメリジャン粘土石灰質土壌のこの畑には1971年植樹のピノ・ノワール(0.7ha)と 2014年植樹のシャルドネ(0.18ha)のみ。 畑では1971年より化学肥料や除草剤、殺虫剤は全く使用していない。 (伝統的に戦略的マーケティングが進んでいたシャンパーニュで、ここまでの古いビオの畑を見つけるのは至難の業!) この土地とぶどうを自分の『庭』だととらえ、丁寧にぶどうを栽培している。 「土壌と剪定が最も大切だ」と語るアモリー。 畑は全体に草が生えており、パリサージュ(枝の固定)は高めに設定している。 もちろん礎はシャンパーニュだけど… シャンパーニュで名を馳せているボーフォール家、 もちろんアモリーのベースもコート・デ・バールのバル・シュル・セーヌ。 しかし実は、ブルゴーニュのAOPトネールに40haの土地を新しく購入。 その内15haは現在貸し出しているが、2023年より新しく改築し、 貸していない土地にぶどうを植樹していく計画が! 現在、気候変動のリスクを考え、自身の畑を始めるタイミングを調整中。 もう時間を少しおいてから取り掛かる予定だとか。 (以前アモリー名義で出していたトネールのものは2016年が最後のリリース。これとは別物のようです。) セラーはバル・シュル・セーヌの自宅の下(!)とシャブリにももう一つ。 やりたいことが沢山あって経済的にも難しいタイミングもあったようですが、 益々精力的に素晴らしいワイン造りに励んでいっている!
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アルノー・バイヨ/ボーヌ・モントルヴノ 2022
¥10,340
【タイプ】赤 【ワイナリー】アルノー・バイヨ 【商品名】ボーヌ・モントルヴノ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】13% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック15ヶ月(新樽15%)熟成 【テイスティングコメント】 Pommardに隣接するMontrevenotsは、色調が濃いルビー色をしている。若いうちは、赤いベリーやチェリーを思わせるアロマがあり、熟成すると、スパイスやバルサミコの香りに発展する。ストラクチャーがあり、ギシギシせず、熟成に耐えうる。アフターに、熟したチェリーの風味が心地よく残る。 オーナー兼ワインメーカーのアルノー・バイヨは、2013年にモンペリエ大学院でワインビジネスの修士号を取得したのち、本格的にワインの世界に入った。彼は長年、ブルゴーニュ地方で作られるワインの多様性に魅了されており、ユドロ・ノエラの孫娘である妻のロールと共に1年間の準備期間を経て、2014年にワイナリーを設立。翌年の2015年にファースト・ヴィンテージを生産した。当初は100%買いブドウでの生産だったが、銀行からの借り入れを利用しながら徐々に畑を購入して拡大し、現在は10haを所有している。アルノーは、有機農法、ワイン醸造、樽の選択、熟成期間など、すべての工程に深く関わっている。彼の哲学は、テロワールを感じられるワインを生産する一方で、ブルゴーニュワインの複雑性を尊重し、さらに促進していくことである。 栽培においては2014年の設立時から、オーガニック栽培にこだわり、一切の殺虫剤を使用していない。また、2030年頃を目標にビオディナミ農法の導入を検討している。 醸造面では、設立当初、醸造施設を借りてワイン造りを行っていたが、後に自らの醸造施設を新設し、目指すピュアなワインを造る環境を整えた。発酵はSO2無添加で行い、白ワインではデブルバージュを行わず、赤ワインは短い醸し時間と軽めのルモンタージュ、ピジャージュでブドウの持つピュアな果実感を最大限に引き出している。赤・白ともに濾過を行わず、MLF後と瓶詰め時にのみ、一般的な量の40%程度のごくわずかなSO2を添加している。樽は、名門メーカーであるFrançois Frères社からほとんどを購入しているが、少量の白ワイン用にはChassin社から、赤ワイン用にはCavin社からも購入している。使用する樽は、ゆっくりとローストされ、軽い焼き目がつき、年輪の目幅が均一なものに限っている。 彼のワインは、パリのミシュラン2つ星レストラン「Guy Savoy」やプロヴァンスの3つ星レストラン「La Vague d’Or」など、数多くの有名レストランで使用され、国内外で高い評価を得ている。
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アルノー・バイヨ/ヴォルネィ 2022
¥13,530
【タイプ】赤 【ワイナリー】アルノー・バイヨ 【商品名】ヴォルネィ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック15ヶ月(新樽15%)熟成 【テイスティングコメント】 Les SerpensとEn Vaultの区画にある0.83haの畑から生産。鮮やかな色調で、若いうちはスミレやカシスを思わせる香りが印象的なエレガントなワイン。熟成すると、熟した果実や砂糖漬けの果実、マッシュルーム、マイルドなスパイスのニュアンスが感じられるようになる。口に含むと、まろやかでビロードのような舌触りが心地よい。余韻は長く、砂糖漬けのフルーツとバニラのニュアンスがある。 オーナー兼ワインメーカーのアルノー・バイヨは、2013年にモンペリエ大学院でワインビジネスの修士号を取得したのち、本格的にワインの世界に入った。彼は長年、ブルゴーニュ地方で作られるワインの多様性に魅了されており、ユドロ・ノエラの孫娘である妻のロールと共に1年間の準備期間を経て、2014年にワイナリーを設立。翌年の2015年にファースト・ヴィンテージを生産した。当初は100%買いブドウでの生産だったが、銀行からの借り入れを利用しながら徐々に畑を購入して拡大し、現在は10haを所有している。アルノーは、有機農法、ワイン醸造、樽の選択、熟成期間など、すべての工程に深く関わっている。彼の哲学は、テロワールを感じられるワインを生産する一方で、ブルゴーニュワインの複雑性を尊重し、さらに促進していくことである。 栽培においては2014年の設立時から、オーガニック栽培にこだわり、一切の殺虫剤を使用していない。また、2030年頃を目標にビオディナミ農法の導入を検討している。 醸造面では、設立当初、醸造施設を借りてワイン造りを行っていたが、後に自らの醸造施設を新設し、目指すピュアなワインを造る環境を整えた。発酵はSO2無添加で行い、白ワインではデブルバージュを行わず、赤ワインは短い醸し時間と軽めのルモンタージュ、ピジャージュでブドウの持つピュアな果実感を最大限に引き出している。赤・白ともに濾過を行わず、MLF後と瓶詰め時にのみ、一般的な量の40%程度のごくわずかなSO2を添加している。樽は、名門メーカーであるFrançois Frères社からほとんどを購入しているが、少量の白ワイン用にはChassin社から、赤ワイン用にはCavin社からも購入している。使用する樽は、ゆっくりとローストされ、軽い焼き目がつき、年輪の目幅が均一なものに限っている。 彼のワインは、パリのミシュラン2つ星レストラン「Guy Savoy」やプロヴァンスの3つ星レストラン「La Vague d’Or」など、数多くの有名レストランで使用され、国内外で高い評価を得ている。