

ルイ・ボワイヨ/ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセル 2022
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【タイプ】赤
【ワイナリー】ルイ・ボワイヨ
【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセル
【産地】フランス/ブルゴーニュ
【葡萄品種】ピノノワール100%
【アルコール度数】12.5%
【容量】750ml
【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック12ヶ月(新樽15%)熟成後、ステンレスタンク5ヶ月
平均樹齢約60年。ブロションに位置するテラス状の畑で、所有区画は標高250-300mの間に4つに分かれる。薄い表土の下には鉄分を含む赤い粘土の層があり、ワインに独特のミネラル感をもたらす。しっかりと熟した黒い果実の香りに、ジュヴレらしい大地の芳香が重なり合う。優しい甘みを伴う、リッチで豊満な味わい。次期プルミエクリュ候補の声も高い、傑出したジュヴレのヴィラージュ。
ブルゴーニュの名門、ボワイヨ一族の4代目となるルイ・ボワイヨは、遅咲きの新星だ。1978年に醸造学校を卒業後、当時注目を集めつつあった父のドメーヌ、ルシアン・ボワイヨの下でワインを造り始めた。しかしその後、公私ともに長年のパートナーとなるギスレーヌ・バルトと出会い、彼女のワイン造りに関わる中で、彼が求めるワインと父が求めるワインの方向性の違いに気付いた。自らが納得できるワインを求め、遂にルイが独立を果たしたのは2003年のこと。祖父のアンリ・ボワイヨから受け継がれたヴォルネイ、そして父親から相続したジュヴレ・シャンベルタンなど、数々の素晴らしい畑を手に、シャンボール・ミュジニーでギスレーヌ・バルトと共有するセラーに移ったのである。このような経緯から、ルイ・ボワイヨは小さな個人ドメーヌとしては珍しく、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの両方に畑を持つ。合計7haの畑の平均樹齢は約55年と高く、中には最高樹齢が100年に達する区画も含まれる。ルイは代々受け継いできたこれらの古樹を、彼のワインを特徴づけるものとして大切に守っている。
独立当時から変わらずルイが理想とするのは、エレガントで洗練されたワインだが、難解なワインは求めていない。ブドウが育まれたテロワールと透明感あるピュアな果実を備えた、無条件に飲んで美味しいと思えるワインを目ざしているのだ。事実、ルイ・ボワイヨのワインには、優しさ、穏やかさ、そして幾重にも広がるグラデーションのような古樹特有の深みが存在する。長い年月をかけて地中深くに張ったブドウの根が、彼のワインにブルゴーニュのピノ・ノワールの真の魅力をもたらすのである。彼がワイン造りでより重要視する畑仕事は、リュット・レゾネで行われる。「心が休まるのは、畑仕事が落ち着く冬の間だけ」というほど念入りに手入れされた畑には、除草剤どころか、土壌に悪い影響を与えるとして有機農法で認められている薬剤である銅すら用いられない。土は耕し、収量も厳しく制限する。『ビオ』かどうかということにはこだわらない、ブドウのクオリティのみを追求した栽培の手法は、それまで培った経験や代々受け継いだ知恵を年々昇華させる実践主義に基づいている。しかも、毎日畑に出て不要なブドウを取り除くので、収穫時の選果がほとんど必要ない年もあるほど、その仕事は本当に細かい。彼のごつごつとした大きなヴィニュロンの手が、その証である。
醸造では、100%除硬後、自然酵母でアルコール発酵が行われる。それぞれの畑には独自の酵母が生きているため、テロワールの表現を求める彼に培養酵母を使うという選択肢はない。ピュアな果実の美しさを引き出すため、強い抽出を避け、約20日の長いマセラシオン期間中は、状況に応じてピジャージュやルモンタージュを行っている。また、オークで味わいを隠してしまわないように、熟成に用いるバリックの新樽率は低い。設立間もなく、彼はブルゴーニュ新時代の中心的存在として注目を浴びる生産者の一人となった。既に確固たる哲学を持ち、豊かな経験も備えていた彼にとっては、当然の結果かもしれない。「今や一流のドメーヌ」と称えられるルイ・ボワイヨは、ブルゴーニュ評論の権威クライヴ・コーツから、ロベール・グロフィエ、ユベール・リニエ、クリストフ・ペロミノなど、スター生産者に並んで1ツ星評価を獲得。更に、世界のワイン情報が集められた『ワイン・レポート2009』では、「最も進化の早い10の生産者」の第1位に輝いている。
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