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ファットーリア・アル・フィオーレ/メイク・センス・シードル 2023
¥4,400
【タイプ】シードル 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】メイク・センス・シードル 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】フジ、デラウェアの搾りかす 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 自然界の中で同じものは一つもありません。 同じ土地で同じ人が育てても、その年の天候や温度、樹齢、すべて異なります。 これで良いという正解があるわけでもなく、毎年違った特徴の中で、毎年真剣に向き 合う、気遣うことが出来るからこそ、自然との対話が生まれます。 それを人は、感覚やセンス、才能などというでしょう。 醸造においてもまた然り。ぶどうに付着している酵母や、その空間に存在するいくつ もの酵母から、誰が発酵させるのかをその場で決めます。私たちは、それを見守るだ け。動き出した酵母がすくすくと成長していく様を見守るだけ。 そんなたくさんの生き物との対話の中で、生まれる物語がたくさんあります。 すべては感覚的なもので すべては思いつき的なもので すべては必然なのかもしれません 作り出す物語ではなく 生まれる物語を 私たちは大切にしていきたいです 上山市の吉田篤さんのフジりんごを、Arancia(デラウエアのオレンジワイン)の搾りか すと共に長期間の醸し、発酵後にプレスして、瓶内2 次発酵。発酵終了後にデゴルジ ュマンをしてボトリング。3.3 気圧で、フルートグラスに注げば、きめ細やかな泡立 ちで、上質なシャンパーニュのような口当たりです。 シードルの概念が覆る、インフューズド・シードルに仕上がりました。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/つぼみ 2024
¥3,600
【タイプ】赤 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】つぼみ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】カベルネソーヴィニヨン 79%、北醇 21% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 アルフィオーレでは、たくさんの委託醸造を受け入れております。想いを共有できる志高いみなさまと一緒に、毎年醸造できるのも、また私たちの楽しみの一つです。2024 年は、Agri-Coeurこと片寄 広朗さんとのコラボレーション。片寄さんは、上山市のデラウエアに魅力に惹かれて移住し、2023 年よりアルフィオーレで委託醸造を開始。ぶどうの一大産地でもある山形県で、農家さんはじめ、たくさんの方々との信頼関係を図り、共に産地を盛り上げていこうと、2025 年に上山市でワイナリーを立ち上げ予定の、とても人望の厚い方です。今回のワインは、片寄さんからご紹介いただいた上山市のカベルネソーヴィニヨンを目黒が仕込み、北醇を片寄さんが仕込み、2 人が別々に仕込んだワインをアッサンブラージュしてできたワインです。葡萄もワインも人が育て、人が醸すことに違いはありません。仕上がるワインも、その人そのものです。目指すワインは違えども、志を共にして、みんなで地域を守り、文化を絶やさず育むことは、私たち世代の責務だと思っております。同じフィロソフィーを持った人が、アルフィオーレで出会い、お互いの刺激となり、日本各地で同じ取り組みが拡がっていくのなら、そんなに素敵なことはありません。ワイン造りやぶどう栽培は、99%辛い毎日ですが、1%のみなさまの喜びで、全てが救われます。人を笑顔に出来るワイン造りを、今後更なる高みを目指して、地域の農家さんと共に、日本ワインを盛り上げていければ幸いです。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/ネコシリーズ・モモ 2024
¥3,400
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】ネコシリーズ・モモ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】マスカットベイリーA 78%、セイベル9110 22% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 momo というワインの私たちなりの定義は、日本で品種改良されたマスカットベイリーA に、白葡萄をミックスしたロゼのスパークリングワインです。今回は、山形県上山市の秋葉陽輔さんのフィールドブレンドでもあります。繊細さとストイックさを合わせた、ちょっと中性的な秋葉さんらしい仕上がりになったと思っています。陽輔さんは秋葉農園の 2 代目。農家として、すでに 20 年近いキャリアですが、最近園主が陽輔さんの代わり、様々な改革を行なっています。栽培方法や、防除歴の見直し、より良いぶどうを求めて、時にはリスクも負いながら、果敢にぶどうと向き合っているとても信頼出来る農家さんです。近い将来、陽輔さんの畑から、うちのフラッグシップのワインが生まれることを、大きく期待しておりますので、みなさまもぜひ楽しみにしていてください!いちごのような果実味がしっかりとしたベイリーA を主体に、トロピカルフルーツ感満載のセイベルをブレンドしております。セイベルは、特に繊細で、酸化にもとてもシビアな葡萄です。昨年のマセラシオンカーボニックという嫌気性発酵を用いて、通常1週間程度で留める技法を、発酵終了まで行うことで、より綺麗に仕上がったため、今年も同様の製法を採用。そこに、ダイレクトプレスのマスカットベイリーA を合わせ、瓶内 1 次発酵のアンセストラルで仕立てました。発酵の具合で、詰めるタイミングが難しかったのですが、ガス感は弱いものの、品種由来の特性をうまく活かせたワインに仕上がりました。ガスが抜けても、冷やして楽しめるロゼワインになりますので、いろんなタイミングで楽しんでいただけましたら幸いです。
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ゲシクト/ピノノワールK・サンスフル 2018
¥7,590
【タイプ】赤 【ワイナリー】ゲシクト 【商品名】ピノノワールK・サンスフル 【産地】フランス/アルザス 【葡萄品種】 ピノノワール 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】80%はグラップ・アンティエール。ステンレスタンクで発酵後、古樽で1年間熟成。 SO2無添加。 【テイスティングコメント】 ビオディナミ協会デメテールの会長を務めるフレデリック渾身の1本!ピノ・ノワールは グラン・クリュが名乗れないことから、ケフェルコプフの頭文字“K”をキュベ名に。 2018年は雨が少なく乾燥した暑い年で、質量ともに最高のヴィンテージ。 圧倒的な密度のカシスやブラックベリーの果実味に、重厚感ある樽のニュアンスがエレガントに纏う。抜栓1週間後もそのパワーはとどまることなく、まさにグラン・クリュの風格! <インポーター資料より> ・1955年~ フレデリックの両親は、もともと両家とも代々続くぶどう栽培農家の家系に育った。 両家とも代々ネゴシアンにぶどうを販売していたが、ワイン造りを開始。 ・1981年~ 少しずつブドウ畑を拡大し、ワインの生産量を増やしていった。 フレデリックの兄クリストフがドメーヌに参画。 ・1992年~ ミュージシャンだった現当主フレデリックがドメーヌに参画。 ・1993年~ 蔵元の当主となった。 ・1998年~ 先代までの化学肥料漬けの農業からビオディナミ農法に転換した! フレデリックが理想とするドメーヌの今後のあり方の追求と 「より良く生きる(mieux vivre)」ためのひとつの方法として、 現在、生産する全てのワインは、ビオ認証(Agriculture Biologique およびDEMETER)を取得 ・2012年~ フレデリックの指揮の下で、ワイン造りに参画したアルノー(クリストフの息子)。 現在はアルノーが中心となり、他にない大きな傑作を次々と生み出している。 コルマールから北西に10キロほどの場所に位置するAmmerschwihrアメルシュヴィル村に蔵を構える。 現在、アメルシュヴィル村およびKatzenthalカッツェンタール村に、合計12haのぶどう畑を所有する。 2008年よりクリスチャン・ビネール、アルザス自然派巨匠たちを 超えるような透明感を目指して、SO2無添加の醸造を始めた。 SO2無添加のワイン造りを始めながら経験を積み、酸化防止剤無添加とは思えないほど、品質が高いレベルで非常に安定している! それは両親の先祖から持っていた、凄い急斜面の見事な区画のおかげでもある。 今買おうと思っても手に入らないあの畑がワインの品質を強烈に後押ししたのだ! 悲運の兄の死を乗り越えて、後を継いだ弟フレデリックに備わっていたワイン造りのセンスには、本人さえ気がつかなかった天才的なものがあった。 それは、ミュージシャンだったフレデリックのセンスに無関係ではないだろう。 そうでなければ、かつてのアルザスにないあの透明で繊細な味筋は、説明がつかない。
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ルイ・ボワイヨ/ジュヴレ・シャンベルタン 2022
¥12,540
【タイプ】赤 【ワイナリー】ルイ・ボワイヨ 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック12ヶ月(新樽15%)熟成後、ステンレスタンク5ヶ月 平均樹齢50-60年。コンブ・ド・ラヴォー、クロ・プリウール、クロワ・デ・シャンなど、ジュヴレに所有する7つの古樹の区画をブレンド。色の濃いベリー、チェリー、プラムのジューシーな香りに土っぽいニュアンス。フローラルな赤系果実の味わいは緻密でミネラルのニュアンスが更なる複雑さを与える。非常に洗練されたジュヴレのヴィラージュの表現。 ブルゴーニュの名門、ボワイヨ一族の4代目となるルイ・ボワイヨは、遅咲きの新星だ。1978年に醸造学校を卒業後、当時注目を集めつつあった父のドメーヌ、ルシアン・ボワイヨの下でワインを造り始めた。しかしその後、公私ともに長年のパートナーとなるギスレーヌ・バルトと出会い、彼女のワイン造りに関わる中で、彼が求めるワインと父が求めるワインの方向性の違いに気付いた。自らが納得できるワインを求め、遂にルイが独立を果たしたのは2003年のこと。祖父のアンリ・ボワイヨから受け継がれたヴォルネイ、そして父親から相続したジュヴレ・シャンベルタンなど、数々の素晴らしい畑を手に、シャンボール・ミュジニーでギスレーヌ・バルトと共有するセラーに移ったのである。このような経緯から、ルイ・ボワイヨは小さな個人ドメーヌとしては珍しく、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの両方に畑を持つ。合計7haの畑の平均樹齢は約55年と高く、中には最高樹齢が100年に達する区画も含まれる。ルイは代々受け継いできたこれらの古樹を、彼のワインを特徴づけるものとして大切に守っている。 独立当時から変わらずルイが理想とするのは、エレガントで洗練されたワインだが、難解なワインは求めていない。ブドウが育まれたテロワールと透明感あるピュアな果実を備えた、無条件に飲んで美味しいと思えるワインを目ざしているのだ。事実、ルイ・ボワイヨのワインには、優しさ、穏やかさ、そして幾重にも広がるグラデーションのような古樹特有の深みが存在する。長い年月をかけて地中深くに張ったブドウの根が、彼のワインにブルゴーニュのピノ・ノワールの真の魅力をもたらすのである。彼がワイン造りでより重要視する畑仕事は、リュット・レゾネで行われる。「心が休まるのは、畑仕事が落ち着く冬の間だけ」というほど念入りに手入れされた畑には、除草剤どころか、土壌に悪い影響を与えるとして有機農法で認められている薬剤である銅すら用いられない。土は耕し、収量も厳しく制限する。『ビオ』かどうかということにはこだわらない、ブドウのクオリティのみを追求した栽培の手法は、それまで培った経験や代々受け継いだ知恵を年々昇華させる実践主義に基づいている。しかも、毎日畑に出て不要なブドウを取り除くので、収穫時の選果がほとんど必要ない年もあるほど、その仕事は本当に細かい。彼のごつごつとした大きなヴィニュロンの手が、その証である。 醸造では、100%除硬後、自然酵母でアルコール発酵が行われる。それぞれの畑には独自の酵母が生きているため、テロワールの表現を求める彼に培養酵母を使うという選択肢はない。ピュアな果実の美しさを引き出すため、強い抽出を避け、約20日の長いマセラシオン期間中は、状況に応じてピジャージュやルモンタージュを行っている。また、オークで味わいを隠してしまわないように、熟成に用いるバリックの新樽率は低い。設立間もなく、彼はブルゴーニュ新時代の中心的存在として注目を浴びる生産者の一人となった。既に確固たる哲学を持ち、豊かな経験も備えていた彼にとっては、当然の結果かもしれない。「今や一流のドメーヌ」と称えられるルイ・ボワイヨは、ブルゴーニュ評論の権威クライヴ・コーツから、ロベール・グロフィエ、ユベール・リニエ、クリストフ・ペロミノなど、スター生産者に並んで1ツ星評価を獲得。更に、世界のワイン情報が集められた『ワイン・レポート2009』では、「最も進化の早い10の生産者」の第1位に輝いている。
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ドント・グルレ/ロック・ソラーレ・セザネ N.V.
¥16,390
【タイプ】泡 【ワイナリー】ドント・グルレ 【商品名】ロック・ソラーレ・セザネ 【産地】フランス/シャンパーニュ 【葡萄品種】シャルドネ90%、ピノノワール10% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック10ヶ月(新樽15-20%)熟成、瓶熟24ヶ月 ダン・ザン・プルミエ・タンに代わりワイナリーの入門的立ち位置となるワイン。コート・ド・セザンヌ地区、バルボンヌ・ファイエルとフォンテーヌ・ドニ・ニュイジーからの1970年植樹のブドウを使用。 ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、現在は3倍の6haまで成長した。 現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。 栽培に関しては、両親の代とやり方を変えて初めはビオディナミを導入していたが、以前とは考えが変わったためビオディナミに従うことを徐々に減らしていき、現在は土壌の活性化に焦点を当てブドウ畑を自由に成長させるということに注力している。収穫は他と比べると毎年一番遅いくらいで、その理由はブドウを良く熟した状態で収穫する事でドサージュを抑えても十分な甘みを感じられるようにするためである。 醸造に関しては、両親はステンレスタンクでの醸造を行っていたところアドリアンは樽を導入。その理由は第一に彼自身がブルゴーニュの大ファンであること、そして樽という自然な素材を使用することが好きだからである。ステンレスと樽を併用して自然酵母でアルコール発酵を行い、酸が強調されすぎない様にするため全てのキュヴェでMLFを行う。ブレンド用のリザーブワインはワイナリー設立当初から村毎に分けて継ぎ足しを続けるソレラ方式で保管されている。また、アドリアン自身あまり強い泡が好きではないため、二次発酵時の糖の量を少なめに調整。通常1リットルあたり24gの糖を入れるところ22~23gに抑えている。こうすることでガス圧が抑えられ、ワインに溶け込む滑らかな泡が生まれる。アドリアンのワインは、飲み手が期待するような鋭角的な酸やミネラルを犠牲にすることなく、優れたテクスチャーと力強さを兼ね備える複雑で素晴らしい味わいを持つ。 世界の著名テイスターたちも彼のワインを飲むとそのポテンシャルの高さに脱帽している。Wine Advocateでは「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」Vinosでは「土地と品種の個性を最大限表現するという極めてシンプルな美学を貫く彼のワインは追い求め続ける価値がある」 シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも認めるその実力は折り紙付きで、次世代のスターとなること間違いない。ただ残念なことに年産は全体で50,000本程度であり、アメリカをはじめイギリスやベルギー、スウェーデンなど各国に輸出されるため日本に入ってくるのはわずかである。見かけたら絶対に抑えておくべきシャンパーニュである。
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ドント・グルレ/ル・メニル・シュール・オジェ・シャティヨン・ドゥ・オー 2020
¥36,640
【タイプ】泡 【ワイナリー】ドント・グルレ 【商品名】ル・メニル・シュール・オジェ・シャティヨン・ドゥ・オー 【産地】フランス/シャンパーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック8ヶ月(新樽25%)、瓶熟36ヶ月 【テイスティングコメント】 メニル最上と名高い単一区画、レ・シャティヨンの上部に植わるブドウを使用。1960年代植樹。白桃や白い花、ブリオッシュの華やかなアロマ。肉付きの良い口当たりで、円熟した果実味と細やかな酸が一体となったフィニッシュはどこまでも続いていく。 ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、現在は3倍の6haまで成長した。 現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。 栽培に関しては、両親の代とやり方を変えて初めはビオディナミを導入していたが、以前とは考えが変わったためビオディナミに従うことを徐々に減らしていき、現在は土壌の活性化に焦点を当てブドウ畑を自由に成長させるということに注力している。収穫は他と比べると毎年一番遅いくらいで、その理由はブドウを良く熟した状態で収穫する事でドサージュを抑えても十分な甘みを感じられるようにするためである。 醸造に関しては、両親はステンレスタンクでの醸造を行っていたところアドリアンは樽を導入。その理由は第一に彼自身がブルゴーニュの大ファンであること、そして樽という自然な素材を使用することが好きだからである。ステンレスと樽を併用して自然酵母でアルコール発酵を行い、酸が強調されすぎない様にするため全てのキュヴェでMLFを行う。ブレンド用のリザーブワインはワイナリー設立当初から村毎に分けて継ぎ足しを続けるソレラ方式で保管されている。また、アドリアン自身あまり強い泡が好きではないため、二次発酵時の糖の量を少なめに調整。通常1リットルあたり24gの糖を入れるところ22~23gに抑えている。こうすることでガス圧が抑えられ、ワインに溶け込む滑らかな泡が生まれる。アドリアンのワインは、飲み手が期待するような鋭角的な酸やミネラルを犠牲にすることなく、優れたテクスチャーと力強さを兼ね備える複雑で素晴らしい味わいを持つ。 世界の著名テイスターたちも彼のワインを飲むとそのポテンシャルの高さに脱帽している。Wine Advocateでは「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」Vinosでは「土地と品種の個性を最大限表現するという極めてシンプルな美学を貫く彼のワインは追い求め続ける価値がある」 シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも認めるその実力は折り紙付きで、次世代のスターとなること間違いない。ただ残念なことに年産は全体で50,000本程度であり、アメリカをはじめイギリスやベルギー、スウェーデンなど各国に輸出されるため日本に入ってくるのはわずかである。見かけたら絶対に抑えておくべきシャンパーニュである。
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ドント・グルレ/ル・メニル・シュール・オジェ・プラント・ドジェ 2020
¥36,640
【タイプ】泡 【ワイナリー】ドント・グルレ 【商品名】ル・メニル・シュール・オジェ・プラント・ドジェ 【産地】フランス/シャンパーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック8ヶ月(新樽25%)、瓶熟36ヶ月 【テイスティングコメント】 メニルとオジェの間に位置する単一区画、プラント・ド・オジェからのブドウを使用。1950年と1993年植樹。青リンゴや洋梨、スイカズラのアロマ。純粋な果実味ながら、引き締まった筋肉質な構造と、チョークを思わせる長く鋭いフィニッシュが印象的。 ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、現在は3倍の6haまで成長した。 現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。 栽培に関しては、両親の代とやり方を変えて初めはビオディナミを導入していたが、以前とは考えが変わったためビオディナミに従うことを徐々に減らしていき、現在は土壌の活性化に焦点を当てブドウ畑を自由に成長させるということに注力している。収穫は他と比べると毎年一番遅いくらいで、その理由はブドウを良く熟した状態で収穫する事でドサージュを抑えても十分な甘みを感じられるようにするためである。 醸造に関しては、両親はステンレスタンクでの醸造を行っていたところアドリアンは樽を導入。その理由は第一に彼自身がブルゴーニュの大ファンであること、そして樽という自然な素材を使用することが好きだからである。ステンレスと樽を併用して自然酵母でアルコール発酵を行い、酸が強調されすぎない様にするため全てのキュヴェでMLFを行う。ブレンド用のリザーブワインはワイナリー設立当初から村毎に分けて継ぎ足しを続けるソレラ方式で保管されている。また、アドリアン自身あまり強い泡が好きではないため、二次発酵時の糖の量を少なめに調整。通常1リットルあたり24gの糖を入れるところ22~23gに抑えている。こうすることでガス圧が抑えられ、ワインに溶け込む滑らかな泡が生まれる。アドリアンのワインは、飲み手が期待するような鋭角的な酸やミネラルを犠牲にすることなく、優れたテクスチャーと力強さを兼ね備える複雑で素晴らしい味わいを持つ。 世界の著名テイスターたちも彼のワインを飲むとそのポテンシャルの高さに脱帽している。Wine Advocateでは「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」Vinosでは「土地と品種の個性を最大限表現するという極めてシンプルな美学を貫く彼のワインは追い求め続ける価値がある」 シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも認めるその実力は折り紙付きで、次世代のスターとなること間違いない。ただ残念なことに年産は全体で50,000本程度であり、アメリカをはじめイギリスやベルギー、スウェーデンなど各国に輸出されるため日本に入ってくるのはわずかである。見かけたら絶対に抑えておくべきシャンパーニュである。
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ドント・グルレ/ル・メニル・シュール・オジェ・クーレメ 2020
¥36,640
【タイプ】泡 【ワイナリー】ドント・グルレ 【商品名】ル・メニル・シュール・オジェ・クーレメ 【産地】フランス/シャンパーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック8ヶ月(新樽25%)、瓶熟36ヶ月 【テイスティングコメント】 メニルにある単一区画、クーレメからのブドウを使用。1950年代植樹。白桃、白い花、ヘーゼルナッツ、アカシアの蜜が織りなす繊細で複雑なアロマ。滑らかで多層的な味わいをミネラルのアクセントが彩っている。アドリアンが手掛けるメニルの単一区画シリーズの中でも最も凝縮度と張りが感じられる。 ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、現在は3倍の6haまで成長した。 現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。 栽培に関しては、両親の代とやり方を変えて初めはビオディナミを導入していたが、以前とは考えが変わったためビオディナミに従うことを徐々に減らしていき、現在は土壌の活性化に焦点を当てブドウ畑を自由に成長させるということに注力している。収穫は他と比べると毎年一番遅いくらいで、その理由はブドウを良く熟した状態で収穫する事でドサージュを抑えても十分な甘みを感じられるようにするためである。 醸造に関しては、両親はステンレスタンクでの醸造を行っていたところアドリアンは樽を導入。その理由は第一に彼自身がブルゴーニュの大ファンであること、そして樽という自然な素材を使用することが好きだからである。ステンレスと樽を併用して自然酵母でアルコール発酵を行い、酸が強調されすぎない様にするため全てのキュヴェでMLFを行う。ブレンド用のリザーブワインはワイナリー設立当初から村毎に分けて継ぎ足しを続けるソレラ方式で保管されている。また、アドリアン自身あまり強い泡が好きではないため、二次発酵時の糖の量を少なめに調整。通常1リットルあたり24gの糖を入れるところ22~23gに抑えている。こうすることでガス圧が抑えられ、ワインに溶け込む滑らかな泡が生まれる。アドリアンのワインは、飲み手が期待するような鋭角的な酸やミネラルを犠牲にすることなく、優れたテクスチャーと力強さを兼ね備える複雑で素晴らしい味わいを持つ。 世界の著名テイスターたちも彼のワインを飲むとそのポテンシャルの高さに脱帽している。Wine Advocateでは「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」Vinosでは「土地と品種の個性を最大限表現するという極めてシンプルな美学を貫く彼のワインは追い求め続ける価値がある」 シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも認めるその実力は折り紙付きで、次世代のスターとなること間違いない。ただ残念なことに年産は全体で50,000本程度であり、アメリカをはじめイギリスやベルギー、スウェーデンなど各国に輸出されるため日本に入ってくるのはわずかである。見かけたら絶対に抑えておくべきシャンパーニュである。
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ドント・グルレ/レ・テール・フィーヌ・ブラン・ドゥ・ブラン・エクストラ・ブリュット N.V.
¥18,710
【タイプ】泡 【ワイナリー】ドント・グルレ 【商品名】レ・テール・フィーヌ・ブラン・ドゥ・ブラン・エクストラ・ブリュット 【産地】フランス/シャンパーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】バリック10ヶ月(新樽15-20%)、瓶熟24ヶ月 【テイスティングコメント】 キュイの複数区画のブレンドで作られるシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン。柑橘類の果皮、ミネラル、アプリコットの種やフローラルのアロマにしっかりとした張りのある生き生きとした印象。エネルギッシュで力強く、レモンのコンフィに加えてアーモンドやブリオッシュが溶け込むフレーバーが口内を満たす。キュイのシャルドネが持つ鋼の切れ味がはっきりと表現されている、まさに「職人のシャンパーニュ」。 ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、現在は3倍の6haまで成長した。 現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。 栽培に関しては、両親の代とやり方を変えて初めはビオディナミを導入していたが、以前とは考えが変わったためビオディナミに従うことを徐々に減らしていき、現在は土壌の活性化に焦点を当てブドウ畑を自由に成長させるということに注力している。収穫は他と比べると毎年一番遅いくらいで、その理由はブドウを良く熟した状態で収穫する事でドサージュを抑えても十分な甘みを感じられるようにするためである。 醸造に関しては、両親はステンレスタンクでの醸造を行っていたところアドリアンは樽を導入。その理由は第一に彼自身がブルゴーニュの大ファンであること、そして樽という自然な素材を使用することが好きだからである。ステンレスと樽を併用して自然酵母でアルコール発酵を行い、酸が強調されすぎない様にするため全てのキュヴェでMLFを行う。ブレンド用のリザーブワインはワイナリー設立当初から村毎に分けて継ぎ足しを続けるソレラ方式で保管されている。また、アドリアン自身あまり強い泡が好きではないため、二次発酵時の糖の量を少なめに調整。通常1リットルあたり24gの糖を入れるところ22~23gに抑えている。こうすることでガス圧が抑えられ、ワインに溶け込む滑らかな泡が生まれる。アドリアンのワインは、飲み手が期待するような鋭角的な酸やミネラルを犠牲にすることなく、優れたテクスチャーと力強さを兼ね備える複雑で素晴らしい味わいを持つ。 世界の著名テイスターたちも彼のワインを飲むとそのポテンシャルの高さに脱帽している。Wine Advocateでは「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」Vinosでは「土地と品種の個性を最大限表現するという極めてシンプルな美学を貫く彼のワインは追い求め続ける価値がある」 シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも認めるその実力は折り紙付きで、次世代のスターとなること間違いない。ただ残念なことに年産は全体で50,000本程度であり、アメリカをはじめイギリスやベルギー、スウェーデンなど各国に輸出されるため日本に入ってくるのはわずかである。見かけたら絶対に抑えておくべきシャンパーニュである。
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アンリ・マニャン/ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2023
¥14,740
【タイプ】赤 【ワイナリー】アンリ・マニャン 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】カヴァン社製ジュピーユ、コンピエージュ、フォンテーヌブローの各森産の 新樽30%、1~3回使用樽70%で12ヶ月間の熟成。 ジュブレ・シャンベルタン村のボリューム感のある平地のクリマと、ミネラルが豊富でストラクチャーのあるクリマをバランスよくブレンドしています。樹齢は約40~100年(平均約60年)チェリーリキュール、ラズベリーのやさしく包まれるような香り。柔らかな果実と上質なタンニンの整った味わいです。 1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者アンリ・マニャンは、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いていたために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子のシャルルが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。 現地では、ブルゴーニュラヴァーや全世界のワインバイヤーのバイブルと言える雑誌「 Bourgogne Aujourd'hui 」にて、ジュヴレのドメーヌ・アンリ・マニャンのシャルル氏は将来の期待の星として、大きく取り上げられました。ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールの表現とアペラシオンごとのエレガントでフィネスに溢れた表現することに一生懸命な彼のワインは、今後さらに輝きを増していくことでしょう。 前世紀末から今世紀初頭にかけてのおよそ10年間、当時の”大”アメリカ市場の嗜好を主たる要因として、ブルゴーニュにおいても所謂有名な生産者を中心に、とりわけ濃厚なパワーワインが造られたことは醸造史に記録されるでしょう。そしてこのことは、その後のアメリカ市場の失速と、世界各国の良識あるワインラヴァーがよりナチュラルで上品なワインへと里帰りしたことによって、今日に至るまで生産者のカーヴに築かれた山のような在庫の記憶とともに、ブルゴーニュの未来たる次世代の醸造家たちにとって良い教訓となりました。中でもヴォーヌ・ロマネ村と並んで大きな反動を経験したジュヴレ・シャンベルタン村では、新しい世代の造り手たちがとりわけ熱心に、一丸となって、ピノノワールのあるべき姿を再探求する姿が見られます。 「超完璧主義者のドゥニが、格別に力強い深い色のジュヴレ=シャンベルタンを造っていたが、2006年に不時の他界。息子のアルノはもう少し優雅なものを求めている」(ヒュー・ジョンソン。「ドメーヌ・ドニ・モルテ」を評して)。父の後を継いだこの若きアルノー・モルテがそのリーダーで、彼を中心とした研究ネットワークから、品質を劇的に向上させた新世代が現れてきています。 その最たる造り手がアンリ・マニャンです。1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者は、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いているために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子シャルル・マニャンが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を遂げました。 とても誠実な彼が畑仕事の合間を縫って一生懸命まとめてくれたレポートには、「結論」として次のように書かれています。 「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」
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ファットーリア・アル・フィオーレ/ネコシリーズ・ソラ 2024
¥3,500
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】ネコシリーズ・ソラ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】デラウェア87%、シャルドネ13% 【アルコール度数】10.5% 【容量】750ml 【醸造】 2023年は、まさかのネコシリーズ7匹全員揃わず!という事態が起こり、Solaがおりませんでした。 天候が暑すぎたこともあり、熟度も酸落ちも激しく、やむなくスティルワインで仕込んだ結果、Aluluという新しいネコが誕生しました。これも、自然には抗えないので、仕方ありません。2024年は、例年通りSolaを仕込むことができました。 上山市で立派な園地を引き継いだ若手農家の岩瀬悠一郎さんのデラウエアを中心に、大野さんのシャルドネを合わせています。 デラウエアとシャルドネの相性の良さは抜群で、日本ワインの新しいオリジナルブレンドの一つであるような気がしています。 ひとつ、大きな変更点として、今年はペットナット(瓶内一次発酵)で仕上げました。 ガス圧の調整ができないことがデメリットですが、少し酵母と仲良くなれた気がして、丁度良い泡の感じを掴むことができました。 欲を言うと、シャンパーニュのようにデゴルジュマンをし、クリーンなスパークリングも考えたのですが、ワインへの導入を目的としたネコシリーズのリーズナブルさは変えたくなかったので、オリをあまり残さないように、より綺麗で、丁寧に仕上げ、ペットナットで詰めました。 フレッシュな果実味がありながらも、シャルドネ由来の凛とした酸と味わいの奥行き、ちょうど良い泡立ち。どれをとっても、うまくまとまった仕上がりです。 これからの行楽シーズンや、おうちワインでの1杯目に、ぜひお楽しみください。 私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが私たちの活動の原点です。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/雨ニモマケズ 2023
¥2,800
【タイプ】泡 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】雨ニモマケズ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】北醇、スチューベン、マルヴァジア、ツヴァイゲルト、マスカットベリーA 【アルコール度数】10.5% 【容量】750ml 【醸造】 ワインは、葡萄から出来た農作物の他なりません。 一農民として、足るを知り、地に足をつけ、日々抗うことのできない自然と向き合いながら、私たちと同じ様々な生き物と共存しながら、移りゆく季節と共に、明け暮れる夜明けと共に、日々を過ごしていきます。 そんな時間は、あっという間に時が過ぎて、毎日葡萄とワインのお世話をしているのですが、自然はそんなの関係なしに、足早に日々変化していきます。 偉大な自然の移ろいに追いつくなんて事は、今も今後も一生かけてもあるはずはなく、毎日の精一杯で生きていくことでしかないのかもしれません。 おかげさまで、充実した暮らしができております。 そんな農産物だからこそ尊いワインになるのかもしれません。 そして、それは、嗜むすべての人たちの心も豊かにするものです。 ワインも、葡萄も、すべての農産物すべて同じです。 そんなことを気づくきっかけになれたら良いなぁ。 というコンセプトをもとに、この Vino da tavola(テーブルワイン)が生まれました。 そういった豊かな暮らしを紡いでいけば、誉められもせず 苦にもされずそういう人に私はなりたい。 一農民としてイーハトーヴに人生を捧げた宮沢賢治さんのように。 私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが私たちの活動の原点です。
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ファットーリア・アル・フィオーレ/ネコシリーズ・ゲンキ 2024
¥3,400
【タイプ】白 【ワイナリー】ファットーリア・アル・フィオーレ 【商品名】ネコシリーズ・ゲンキ 【産地】日本/宮城県 【葡萄品種】ナイアガラ51%、ネオマスカット38%、セイベル9110 10% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 今年も、いつも通りのトロピカルフレーバー全開なゲンキですが、明るい雰囲気の中にも、少しだけ、より妖艶な感じを伴う、なんとも面白いワインに仕上がりました。 ナイアガラは、2015年の初めてのヴィンテージから使用している品種ですが、特有の香りが強く、線も細いため、なかなか深みのあるワインに仕立てるのが難しい品種だと思っておりました。 そんな折、委託醸造の依頼を受けたことをきっかけに、岩手県紫波町の若手農家・佐々木譲さんとのご縁で、とても品質の良いナイアガラを極限まで完熟させることにより、ナイアガラでこの表現までいけるのね?と思うくらい可能性を秘めたワインを仕込むことができたのです。 ナイアガラだけでも成り立つのですが、よりナイアガラを引き立たせるアッサンブラージュを考えてしまうのは、やはり以前料理人だったさがなのかもしれません。 しっかりと、その味わいを引き立たせるための、最低限の調理と調味で、しっかりと骨格を持たせたいのです。 ナイアガラ、ネオマス、セイベル。 異なる3つの香り高いフレーバーのぶどうをアッサンブラージュすることによって、ナイアガラの良さが引き立つワインに仕上がりました。 私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが私たちの活動の原点です。
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ルイ・ボワイヨ/ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセル 2022
¥15,950
【タイプ】赤 【ワイナリー】ルイ・ボワイヨ 【商品名】ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセル 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンクで発酵、バリック12ヶ月(新樽15%)熟成後、ステンレスタンク5ヶ月 平均樹齢約60年。ブロションに位置するテラス状の畑で、所有区画は標高250-300mの間に4つに分かれる。薄い表土の下には鉄分を含む赤い粘土の層があり、ワインに独特のミネラル感をもたらす。しっかりと熟した黒い果実の香りに、ジュヴレらしい大地の芳香が重なり合う。優しい甘みを伴う、リッチで豊満な味わい。次期プルミエクリュ候補の声も高い、傑出したジュヴレのヴィラージュ。 ブルゴーニュの名門、ボワイヨ一族の4代目となるルイ・ボワイヨは、遅咲きの新星だ。1978年に醸造学校を卒業後、当時注目を集めつつあった父のドメーヌ、ルシアン・ボワイヨの下でワインを造り始めた。しかしその後、公私ともに長年のパートナーとなるギスレーヌ・バルトと出会い、彼女のワイン造りに関わる中で、彼が求めるワインと父が求めるワインの方向性の違いに気付いた。自らが納得できるワインを求め、遂にルイが独立を果たしたのは2003年のこと。祖父のアンリ・ボワイヨから受け継がれたヴォルネイ、そして父親から相続したジュヴレ・シャンベルタンなど、数々の素晴らしい畑を手に、シャンボール・ミュジニーでギスレーヌ・バルトと共有するセラーに移ったのである。このような経緯から、ルイ・ボワイヨは小さな個人ドメーヌとしては珍しく、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの両方に畑を持つ。合計7haの畑の平均樹齢は約55年と高く、中には最高樹齢が100年に達する区画も含まれる。ルイは代々受け継いできたこれらの古樹を、彼のワインを特徴づけるものとして大切に守っている。 独立当時から変わらずルイが理想とするのは、エレガントで洗練されたワインだが、難解なワインは求めていない。ブドウが育まれたテロワールと透明感あるピュアな果実を備えた、無条件に飲んで美味しいと思えるワインを目ざしているのだ。事実、ルイ・ボワイヨのワインには、優しさ、穏やかさ、そして幾重にも広がるグラデーションのような古樹特有の深みが存在する。長い年月をかけて地中深くに張ったブドウの根が、彼のワインにブルゴーニュのピノ・ノワールの真の魅力をもたらすのである。彼がワイン造りでより重要視する畑仕事は、リュット・レゾネで行われる。「心が休まるのは、畑仕事が落ち着く冬の間だけ」というほど念入りに手入れされた畑には、除草剤どころか、土壌に悪い影響を与えるとして有機農法で認められている薬剤である銅すら用いられない。土は耕し、収量も厳しく制限する。『ビオ』かどうかということにはこだわらない、ブドウのクオリティのみを追求した栽培の手法は、それまで培った経験や代々受け継いだ知恵を年々昇華させる実践主義に基づいている。しかも、毎日畑に出て不要なブドウを取り除くので、収穫時の選果がほとんど必要ない年もあるほど、その仕事は本当に細かい。彼のごつごつとした大きなヴィニュロンの手が、その証である。 醸造では、100%除硬後、自然酵母でアルコール発酵が行われる。それぞれの畑には独自の酵母が生きているため、テロワールの表現を求める彼に培養酵母を使うという選択肢はない。ピュアな果実の美しさを引き出すため、強い抽出を避け、約20日の長いマセラシオン期間中は、状況に応じてピジャージュやルモンタージュを行っている。また、オークで味わいを隠してしまわないように、熟成に用いるバリックの新樽率は低い。設立間もなく、彼はブルゴーニュ新時代の中心的存在として注目を浴びる生産者の一人となった。既に確固たる哲学を持ち、豊かな経験も備えていた彼にとっては、当然の結果かもしれない。「今や一流のドメーヌ」と称えられるルイ・ボワイヨは、ブルゴーニュ評論の権威クライヴ・コーツから、ロベール・グロフィエ、ユベール・リニエ、クリストフ・ペロミノなど、スター生産者に並んで1ツ星評価を獲得。更に、世界のワイン情報が集められた『ワイン・レポート2009』では、「最も進化の早い10の生産者」の第1位に輝いている。
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ロベール・グロフィエ/コート・ドール・レ・ジャルダン・ドゥ・マリエ・エ・レア 2023
¥15,180
【タイプ】赤 【ワイナリー】ロベール・グロフィエ 【商品名】ブルゴーニュ・コート・ドール・レ・ジャルダン・ドゥ・マリエ・エ・レア 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニに畑を所有していないにも関わらず、この地にドメーヌを構える珍しいワイナリーである。区画のほとんどはジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーにあり、わずか5.4haしかないレ・ザムルーズの最大所有者(1.10ヘクタール)として知られている。ドメーヌの歴史は現在4世代目に引き継がれている。19世紀にフレデリック・グロフィエが創業し、1933年にその息子ジュール(=ロベールの父)がレザムルーズ、ボンヌ・マールを含む優良な畑を手に入れ、1953年にクロ・ド・ベーズを購入。1960年にジュールが子供達に土地を分割相続するが、果物や野菜に植え替えようとした兄弟達から息子ロベールが畑を買い取ることによって現在の畑を維持した。ロベールは自身のワインを瓶詰めして売ることに成功し、1960年代後半には息子のセルジュが学校を卒業すると同時にドメーヌに加わり、ロベール引退後はセルジュが、そして現在はボーヌ醸造学校卒業後、2004年からドメーヌに加わったセルジュの息子ニコラがドメーヌを担っている。 伝統の継承をモットーとするドメーヌであるが、世代交代の中で変革も起きており、例えば、1995年より仕立てをグイヨからコルドンへ移行。理由はブドウの葉と果実により多くの日照と風通しの良い環境を作るため。これによってカビ発生リスクの低下と、収量の自然な低下が促された。2005年からは除草剤の使用も停止している。収穫したブドウは破砕せずにステンレスタンクへと運ばれ、10-12℃で冷却される。除梗はヴィンテージによって割合を変え、自然酵母のみを用いてアルコール発酵を行う。発酵タンクを35℃という高温まで上げるのがグロフィエの特徴であるが、通常ここまで上げると酵母が熱に耐えられずに死んでしまい、発酵が止まるリスクが非常に高いため、ブルゴーニュでこれを行う人はほとんどいない。しかし、これはロベールとセルジェが好んだ方法で「ブドウからより良い要素を引き出すには良い温度が必要で、30℃ではこれができない」と高い品質を求めるためにはリスクをもろともせず、短時間のピジャージュを頻繁に行うことで高温を見事にコントロールしている。発酵後は、さらに5日前後のマセラシオンを行い、20-22℃まで冷却された後に、ようやくプレスされる。熟成に関しては、以前はより力強いヴォージュ産のものを使用していたが、現在はより優しいヌヴェールやアリエ産がメインでレモン社とベルトミュー社からほとんどの樽を仕入れている。新樽の比率はキュヴェごと、ヴィンテージごとに異なる。熟成後は無清澄、無濾過で瓶詰めされる。 グロフィエのワインは果実の濃密感と美しいミネラルが生み出す艶のある高級感が魅力であるが、クライヴ・コーツMWからは「ニュイにおける最も素晴らしい生産者の一人」、WA誌では「ACブルゴーニュからグランクリュの全ワインがそのテロワールを代表する一級品」と大絶賛される。ニコラが参画して以来、果実味がより前面に出るようになってさらに品質が向上したグロフィエは、今やルーミエ、ヴォギュエ、ミュニエと並び称され、世界最高峰のトップドメーヌとしての地位を不動のものとしている。しかし、残念ながら流通量が少なく入手が困難であるため、見つけたら絶対に逃してはならないワインである。
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ロベール・グロフィエ/ブルゴーニュ・パストゥグラン 2023
¥9,680
【タイプ】赤 【ワイナリー】ロベール・グロフィエ 【商品名】ブルゴーニュ・パストゥグラン 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニに畑を所有していないにも関わらず、この地にドメーヌを構える珍しいワイナリーである。区画のほとんどはジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーにあり、わずか5.4haしかないレ・ザムルーズの最大所有者(1.10ヘクタール)として知られている。ドメーヌの歴史は現在4世代目に引き継がれている。19世紀にフレデリック・グロフィエが創業し、1933年にその息子ジュール(=ロベールの父)がレザムルーズ、ボンヌ・マールを含む優良な畑を手に入れ、1953年にクロ・ド・ベーズを購入。1960年にジュールが子供達に土地を分割相続するが、果物や野菜に植え替えようとした兄弟達から息子ロベールが畑を買い取ることによって現在の畑を維持した。ロベールは自身のワインを瓶詰めして売ることに成功し、1960年代後半には息子のセルジュが学校を卒業すると同時にドメーヌに加わり、ロベール引退後はセルジュが、そして現在はボーヌ醸造学校卒業後、2004年からドメーヌに加わったセルジュの息子ニコラがドメーヌを担っている。 伝統の継承をモットーとするドメーヌであるが、世代交代の中で変革も起きており、例えば、1995年より仕立てをグイヨからコルドンへ移行。理由はブドウの葉と果実により多くの日照と風通しの良い環境を作るため。これによってカビ発生リスクの低下と、収量の自然な低下が促された。2005年からは除草剤の使用も停止している。収穫したブドウは破砕せずにステンレスタンクへと運ばれ、10-12℃で冷却される。除梗はヴィンテージによって割合を変え、自然酵母のみを用いてアルコール発酵を行う。発酵タンクを35℃という高温まで上げるのがグロフィエの特徴であるが、通常ここまで上げると酵母が熱に耐えられずに死んでしまい、発酵が止まるリスクが非常に高いため、ブルゴーニュでこれを行う人はほとんどいない。しかし、これはロベールとセルジェが好んだ方法で「ブドウからより良い要素を引き出すには良い温度が必要で、30℃ではこれができない」と高い品質を求めるためにはリスクをもろともせず、短時間のピジャージュを頻繁に行うことで高温を見事にコントロールしている。発酵後は、さらに5日前後のマセラシオンを行い、20-22℃まで冷却された後に、ようやくプレスされる。熟成に関しては、以前はより力強いヴォージュ産のものを使用していたが、現在はより優しいヌヴェールやアリエ産がメインでレモン社とベルトミュー社からほとんどの樽を仕入れている。新樽の比率はキュヴェごと、ヴィンテージごとに異なる。熟成後は無清澄、無濾過で瓶詰めされる。 グロフィエのワインは果実の濃密感と美しいミネラルが生み出す艶のある高級感が魅力であるが、クライヴ・コーツMWからは「ニュイにおける最も素晴らしい生産者の一人」、WA誌では「ACブルゴーニュからグランクリュの全ワインがそのテロワールを代表する一級品」と大絶賛される。ニコラが参画して以来、果実味がより前面に出るようになってさらに品質が向上したグロフィエは、今やルーミエ、ヴォギュエ、ミュニエと並び称され、世界最高峰のトップドメーヌとしての地位を不動のものとしている。しかし、残念ながら流通量が少なく入手が困難であるため、見つけたら絶対に逃してはならないワインである。
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デ・プティ・シャンラン/ムルソー・ショーム・デ・ぺリエール 2022
¥14,630
【タイプ】白 【ワイナリー】デ・プティ・シャンラン 【商品名】ムルソー・ショーム・デ・ぺリエール 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】13% 【容量】750ml 【醸造】樽で発酵後、新樽3分の1、1~3回使用樽3分の2で12ヶ月間熟成。 1918年からムルソー村に続いた「ドメーヌ・ディアンヌ・レーヴ」(旧名「ドメーヌ・ボワイエ・モレ」)のディアンヌ・レーヴと、1910年からオート・コート・ド・ボーヌ地区のラ・ロシュポ村に続いた「ドメーヌ・フクラン」のジャン・リュック・フクランの夫妻は、「ドメーヌ・フクラン」の分割相続を機に両ドメーヌを統合し、2009年、ムルソー村に「ドメーヌ・デ・プティ・シャン・ラン」を誕生させました。 当主ジャン・リュックは、かつて「オスピス・ド・ボーヌ」の栽培家のひとりでもあった歴戦の名手。同じく醸造家である奥さんのディアンヌさん、そして2011年からドメーヌに参画し、いずれ両親の後を継いで醸造家の道を歩む意欲に満ち溢れた娘さんのヴィックさんとともに、妥協のないワイン造りを実践しています。 「ムルソーには素晴らしい造り手が何人もいますが、ワインに対する情熱では、村の誰にも負けないつもりです。ムルソーの神髄は、ミネラルにあります。樽香で素顔を覆い隠してしまうのではなく、本来の、本質的な美しさを表現したいのです」(ジャン・リュック・フクラン)。 インポーター資料より
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バターフィールド/ニュイ・サンジョルジュ 2022
¥15,180
【タイプ】赤 【ワイナリー】バターフィールド 【商品名】ニュイ・サン・ジョルジュ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】12.5% 【容量】750ml 【醸造】ステンレスタンク21ヶ月 【テイスティングコメント】 トロント出身の生産者デイヴィッド・バターフィールド トロント出身のデイヴィッド・バターフィールドのワインに対する情熱は、ブルゴーニュの土地とワインをこよなく愛する両親から受け継いだものである。16歳で初めてブルゴーニュを訪れた時、「決して後ろを振り返るまい。偉大なワイン造りは自分の目標なのだ」と決意したという。後にデイヴィッドはフランスに渡り、まずボーヌの醸造学校で醸造を学んだ後、ドゥー・モンティーユ、ドメーヌ・ド・シャソルネイ等で更なる修行に励んだ。そして、2004年にネゴシアン業を立ち上げ、2005年に念願の自らの手によるワインをようやく世に送り出した。彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得る事。「テロワールのエネルギーがワインの中に入っている事が重要で、そうでなければ意味がない」とまで言い切る。 『ボーヌの美しさ』を追求 そんな彼が初ヴィンテージでいきなり素晴らしいワインを造りあげた。生産本数わずか2400本。彼の想いが詰まった、これぞまさにムルソーと感じさせるアロマが口中に広がる、舌触りの良いワインができ上がった。ワイン生産者なども集うボーヌのレストランでは既に人気を博しており、大半がボーヌ内で消費され、翌年以降もボーヌ以外では見かける事が難しいワインとなってしまった。ユニークなラベルの形の『B』は彼の想いである “Beaune”、 “Beautiful”、 “Butterfield” の頭文字を表している。彼の『ボーヌの美しさ』を追求する情熱が詰まったこのワインは、今後も期待を裏切る事無く成長を続ける。
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テラスで飲みたいワイン3選
¥11,110
3本とも重過ぎず軽やか過ぎず心地よく、アロマティック。 休日の昼下がり、チーズや生ハム、ブルスケッタなど軽い前菜をつまみながら飲みたいワイン。 ヴィーニャ・アマラ/ファモーゾ"プライド・アース" 2022 (イタリア/エミリアロマーニャ) ファモーゾ100% 熟したエキゾチックなフルーツと白と黄色の花の複雑な香り。さらにエレガントな柑橘類とスパイシーな香りが広がる。しっかりとした味わい、非常にフレッシュでフルーティ、ミネラル感のある余韻が長く続く。 ゼナート/ルガーナ・サン・ベネドット 2023 (イタリア/ヴェネト) ルガーナ・ディ・トレッビアーノ100% 緑色の輝きを持つ麦わら黄色。フレッシュで複雑なアロマが口中広がる。ドライアップル、パイナップルから洋梨やバニラの香りへと変化する。味わいはふくよかで長い余韻が楽しめる。 ヴィーニ・チェンターニ/フロラーリア 2023 (イタリア/マルケ) モンテプルチアーノ100% 樹齢の高い畑の葡萄のみを使用したタルディーヴァ(遅摘み)ラインです。若い木よりも葡萄が熟しやすい特徴を活かし、より完熟させてから収穫をしているので果実味がしっかりとしていて厚みがあります。濃いめの朱色。熟したアセロラやチェリーの果実がたっぷりと存在し、ほどよい甘みやボリュームは感じるがロゼの爽快感と心地よさも兼ね備えており、グラス一杯でも高い満足感を味わえるロザートです。ワイン名のフロラーリアとは1900年代初頭から続く町の伝統的なお祭りに登場する女神フローラに由来します。
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アンリ・ボノー/シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・レゼルヴ・デ・セレスタン 2018
¥67,100
【タイプ】赤 【ワイナリー】アンリ・ボノー 【商品名】シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・レゼルヴ・デ・セレスタン 【産地】フランス/ローヌ 【葡萄品種】グルナッシュ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 アンリ・ボノーは12世代にわたるワイン生産者の家系の出身である。2016年に亡くなった彼は、シャトーヌフ・デュ・パプで最も尊敬されるワインメーカーの1人で、ユニークな個性を持つ最高品質のワインを生産していた。 6ヘクタールの畑には主にグルナッシュ(85%)が植えられており、自然栽培のムールヴェードル、クノワーズ、ヴァカレーズもある。化学薬品は一切使わず、収量を抑え、ブドウは完熟してから収穫し、土着酵母で発酵させ、4年から10年の長期熟成を行う。そのワインは、非常に複雑で、何よりも驚くべきフィネスを特徴としており、その凝縮度の高さには驚かされるばかりである。 現在、アンリ・ボノーの息子で、アンリ氏の生前、最も多くの時間を共にし、近くでアドバイスをもらってきたマルセル・ボノーが手掛けています。 「シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・レゼルヴ・デ・セレスタン」は、キュヴェ・マリー・ブーリエ(アンリ・ボノーの妻の叔母にちなんで名付けられた)は、レゼルヴ・デ・セレスタンよりも比較的親しみやすい。力強さはないが、より複雑なこの壮大なワインは、黒い果実とスパイスの妖艶なアロマを放つ。 「レゼルヴ・ド・セレスタン」と「キュヴェ・マリー・ブーリエ」、二つのワインの造り方は全く同じだと言われています。熟成の途中で、試飲をして「こちらはセレスタン」、こちらは「マリー・ブーリエ」と決めて瓶詰めリリースさせるのだそうです。 アンリ・ボノーのトップ・キュヴェは「キュヴェ・セレスタン」。2番目が「キュヴェ・マリー・ブーリエ」です。アンリ・ボノーは基本的に、瓶詰めの直前まで、どのキュヴェに「キュヴェ・セレスタン」のエチケットを貼るか決めなかったそうです。そして、そのどちらにも選ばれなかったキュヴェが、スタンダードなシャトーヌフに、そして本人が気に入らなかったキュヴェはバルクで売りに出されます。
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アンリ・ボノー/シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリー・ブーリエ 2018
¥45,100
【タイプ】赤 【ワイナリー】アンリ・ボノー 【商品名】シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリー・ブーリエ 【産地】フランス/ローヌ 【葡萄品種】グルナッシュ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 アンリ・ボノーは12世代にわたるワイン生産者の家系の出身である。2016年に亡くなった彼は、シャトーヌフ・デュ・パプで最も尊敬されるワインメーカーの1人で、ユニークな個性を持つ最高品質のワインを生産していた。 6ヘクタールの畑には主にグルナッシュ(85%)が植えられており、自然栽培のムールヴェードル、クノワーズ、ヴァカレーズもある。化学薬品は一切使わず、収量を抑え、ブドウは完熟してから収穫し、土着酵母で発酵させ、4年から10年の長期熟成を行う。そのワインは、非常に複雑で、何よりも驚くべきフィネスを特徴としており、その凝縮度の高さには驚かされるばかりである。 現在、アンリ・ボノーの息子で、アンリ氏の生前、最も多くの時間を共にし、近くでアドバイスをもらってきたマルセル・ボノーが手掛けています。 「シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・レゼルヴ・デ・セレスタン」は、キュヴェ・マリー・ブーリエ(アンリ・ボノーの妻の叔母にちなんで名付けられた)は、レゼルヴ・デ・セレスタンよりも比較的親しみやすい。力強さはないが、より複雑なこの壮大なワインは、黒い果実とスパイスの妖艶なアロマを放つ。 「レゼルヴ・ド・セレスタン」と「キュヴェ・マリー・ブーリエ」、二つのワインの造り方は全く同じだと言われています。熟成の途中で、試飲をして「こちらはセレスタン」、こちらは「マリー・ブーリエ」と決めて瓶詰めリリースさせるのだそうです。 アンリ・ボノーのトップ・キュヴェは「キュヴェ・セレスタン」。2番目が「キュヴェ・マリー・ブーリエ」です。アンリ・ボノーは基本的に、瓶詰めの直前まで、どのキュヴェに「キュヴェ・セレスタン」のエチケットを貼るか決めなかったそうです。そして、そのどちらにも選ばれなかったキュヴェが、スタンダードなシャトーヌフに、そして本人が気に入らなかったキュヴェはバルクで売りに出されます。
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ロベール・グロフィエ/シャンボール・ミュズィニ・プルミエクリュ・レ・ザムルース 2021
¥220,000
【タイプ】赤 【ワイナリー】ロベール・グロフィエ 【商品名】シャンボール・ミュズィニ・1er・レ・ザムルース 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノノワール100% 【アルコール度数】 【容量】750ml ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニに畑を所有していないにも関わらず、この地にドメーヌを構える珍しいワイナリーである。区画のほとんどはジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーにあり、わずか5.4haしかないレ・ザムルーズの最大所有者(1.10ヘクタール)として知られている。ドメーヌの歴史は現在4世代目に引き継がれている。19世紀にフレデリック・グロフィエが創業し、1933年にその息子ジュール(=ロベールの父)がレザムルーズ、ボンヌ・マールを含む優良な畑を手に入れ、1953年にクロ・ド・ベーズを購入。1960年にジュールが子供達に土地を分割相続するが、果物や野菜に植え替えようとした兄弟達から息子ロベールが畑を買い取ることによって現在の畑を維持した。ロベールは自身のワインを瓶詰めして売ることに成功し、1960年代後半には息子のセルジュが学校を卒業すると同時にドメーヌに加わり、ロベール引退後はセルジュが、そして現在はボーヌ醸造学校卒業後、2004年からドメーヌに加わったセルジュの息子ニコラがドメーヌを担っている。 伝統の継承をモットーとするドメーヌであるが、世代交代の中で変革も起きており、例えば、1995年より仕立てをグイヨからコルドンへ移行。理由はブドウの葉と果実により多くの日照と風通しの良い環境を作るため。これによってカビ発生リスクの低下と、収量の自然な低下が促された。2005年からは除草剤の使用も停止している。収穫したブドウは破砕せずにステンレスタンクへと運ばれ、10-12℃で冷却される。除梗はヴィンテージによって割合を変え、自然酵母のみを用いてアルコール発酵を行う。発酵タンクを35℃という高温まで上げるのがグロフィエの特徴であるが、通常ここまで上げると酵母が熱に耐えられずに死んでしまい、発酵が止まるリスクが非常に高いため、ブルゴーニュでこれを行う人はほとんどいない。しかし、これはロベールとセルジェが好んだ方法で「ブドウからより良い要素を引き出すには良い温度が必要で、30℃ではこれができない」と高い品質を求めるためにはリスクをもろともせず、短時間のピジャージュを頻繁に行うことで高温を見事にコントロールしている。発酵後は、さらに5日前後のマセラシオンを行い、20-22℃まで冷却された後に、ようやくプレスされる。熟成に関しては、以前はより力強いヴォージュ産のものを使用していたが、現在はより優しいヌヴェールやアリエ産がメインでレモン社とベルトミュー社からほとんどの樽を仕入れている。新樽の比率はキュヴェごと、ヴィンテージごとに異なる。熟成後は無清澄、無濾過で瓶詰めされる。 グロフィエのワインは果実の濃密感と美しいミネラルが生み出す艶のある高級感が魅力であるが、クライヴ・コーツMWからは「ニュイにおける最も素晴らしい生産者の一人」、WA誌では「ACブルゴーニュからグランクリュの全ワインがそのテロワールを代表する一級品」と大絶賛される。ニコラが参画して以来、果実味がより前面に出るようになってさらに品質が向上したグロフィエは、今やルーミエ、ヴォギュエ、ミュニエと並び称され、世界最高峰のトップドメーヌとしての地位を不動のものとしている。しかし、残念ながら流通量が少なく入手が困難であるため、見つけたら絶対に逃してはならないワインである。
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フォンテーヌ・ガニャール/シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ 2022
¥24,200
【タイプ】白 【ワイナリー】フォンテーヌ・ガニャール 【商品名】シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ 【産地】フランス/ブルゴーニュ 【葡萄品種】シャルドネ100% 【アルコール度数】 【容量】750ml 【醸造】 【テイスティングコメント】 1級マルトロワに格付けされる「Ez Cretz(エ クレ)」と「Les Rebichets(レ ルビシェ)」という場所に約0.8haの区画を所有。葡萄は1950~60年に植えられ、土壌はフィルター状の軽めの粘土質、日当たりが良く暖かい場所で葡萄の成熟が早いのが特徴です。シャサーニュ モンラッシェ1級の中でも酸味が柔らかく、凝縮感や余韻はそこまでありませんがバランス良いタッチの飲みやすさがあるワインです。 このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャール フォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家であるガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ちます。所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約12haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6~8房に制限します。 収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。アルコール醗酵は白の場合は228ℓの樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15~26℃、赤は15~32℃で醗酵させます。ピジャージュ、ルモンタージュは1日2~3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228ℓの樫樽で行います。このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。